GS活動報告

201802.07
GS活動報告

【グローバル教育センター】グローバルスタディⅡ(ミャンマー/2017冬ヤンゴン②)活動報告1

2018年2月4日から、ミャンマー・ヤンゴンにおける社会の安全・安心を探るためのフィールドリサーチを実施しています。


ミャンマーは近年、あらゆる面で変革と発展が進んでおり世界から注目されている国です。長年の軍政から民主国家へと社会体制が大きく変化しました。経済的発展が見込まれる一方で、依然として貧困、民族衝突、自然災害、制度や法律、社会基盤の未整備など抱える問題も数多くあります。私たちは事前学修でこの国の基礎知識を学んで、日本を出発しました。


私たちはミャンマーの現状をよりよく知る必要があると感じて、まず2月5日に日本大使館を訪ねました。そこで特にヤンゴンにおける防犯と安全という観点から、警察がどのように変化しようとしているのか、詳しくお話を聞かせていただきました。犯罪被害や交通事故の事例から、人々はどのように安全を守ろうとしているのか、現地に来なければ得られない知識がたくさん得られました。


2月6日には、JICAミャンマー事務所を訪ねました。ここでは午前に、貧困、衛生、教育など、課題が多くあるミャンマーのための支援がどのようになされているのか、お話をうかがいました。午後からは、まずミャンマー国内の各地域とヤンゴン市内における治安の状況に関するお話しと、次に防災を中心としたJICAのプロジェクトについてのお話をしてただきました。


この2日間とも学生たちは、事前学修でわからなかったお話しに強く関心を持ち、質問も数多く出てきました。また、空いた時間には街中に出て、学んだことを実際の街の様子から確かめようと散策しました。


2月7日には、ヤンゴン市郊外にある日本人墓地にお参りをしました。第二次大戦の戦没者に献花し、戦中や戦後にこの国で亡くなった人たちが日本やミャンマーのために願ったことを想像しながら、黙とうを捧げました。

1.jpg
2.jpg

 

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter