GS活動報告

本プログラムは、台湾・高雄市を中心に、初等教育機関におけるサービス活動や交流活動を通して、文化や教育に関する多様性の理解を深めることを狙いとし、2月5日(月)から4泊5の日程で実施されました。両キャンパス3学科から、本学硬式野球部2年生を主体とした計50名の学生が参加しました。今回は、大きく2つの活動を実施しました。

一つ目の活動内容としては、高雄市立中正小学校の生徒を対象とした野球教室を開催しました。2回目となる同小学校でのサービス活動や交流活動を通して、受講した子供たちだけでなく、小学校の関係者とも親睦を深めることができました。硬式野球部以外の参加学生は撮影や記録など後方支援を行い、プログラム全体としてスムーズに進められました。その後の交流活動では、中正小学校呉校長から我々のサービス活動に対する感謝状をいただきました。

二つ目の活動では、参加学生を10グループに分けて、高雄市内でのニーズ調査を展開しました。調査活動では、各グループ内でアイディアを出し合った結果に基づき、主に以下の内容（子どもの安全安心と遊び環境、交通手段、バリアフリー、スポーツショップ、夜市や日本食などフード関係、ブライダル市場、観光の安全安心）について、観察調査およびインタビュー調査を実施しました。この活動では、学生が安心して安全に活動するための工夫として、各グループにモバイルルータを持参してもらいました。学生が使い慣れたスマホに位置情報共有アプリを利用することで、比較的スムーズにグループ活動を行うことができました。

上述のように、本プログラムでは、当初の目標を概ね達成できたと感じており、4月に実施する報告会に向けて事後学修を進めています。どうぞ、ご期待ください。