GS活動報告

201903.07
GS活動報告

【グローバル教育センター】グローバルスタディⅠ (台湾/2018冬台中)活動報告1

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GS台中プログラムでは、台湾・台中市を中心に、台湾の小学校や教員養成大学でのフィールドワークやインタビュー調査等をもとに、小学校における学力格差の現状とその対策について明らかにすることを狙いとし、3月4日(月)から実施しています。

本プログラム前半、1日目は、漢民族の子どもたちの通う公立小学校に調査に行き、4年生の音楽の授業と3年生のパフォーマンスの授業を参観させていだたきました。

音楽の授業では、児童ひとりひとりがパソコンを使用したデジタルミュージックでの創造性を高めるための音楽創作をしていました。

先ず、Raggae, RockPop, DiscoHouse等から音楽のスタイルを選択し、次に、音色となる楽器を選択します。そして、前奏・後奏を含めた音楽の構成を決めて曲をつくり、楽器ごとのボリュームを調整します。子どもたちは、ヘッドホンで音楽を聴きながら、集中して創作に取り組んでいました。

パフォーマンスの授業では、身体を使ってもの(やかんや扇風機等)を表現しました。最初は、児童ひとりひとりが、スローモーションで身体表現を行い、次に、グループごとに、ひとつのモチーフのパーツを各自が見極めたうえで表現を工夫しました。

2日目は、原住民の子どもたちの通う公立小学校に調査に行き、部落家族のルーツを理解し、子どもたちが原住民のデザインを通した表現を考えたりしました。また、6年生の授業では、子どもたちは、部族の長老による自然の野草を使った病気治療について学習しました。

原住民教育の感想について、原住民TVによるインタビューを川村先生が受けました。


(担当:こども学専攻 川村 光、島川 香織)

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