GS活動報告

201903.01
GS活動報告

【グローバル教育センター】グローバルスタディⅡ (カンボジア/2018冬プノンペン)活動報告2

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小学校での活動も終盤になりました。


学生らは、毎日の入念な授業準備にも関わらず、急に子どもが来なくなったり、集中力が切れて突然授業を抜け出す子どもがいたりする状況に悪戦苦闘しています。そんな問題に直面しても、グループで協力しあいながら、解決のための方策を考え、試行錯誤を繰り返しています。ホテルに戻ってからは、その日に感じたいこと気づいたことを日報にまとめています。授業内容をふりかえり、自由時間や睡眠時間を削ってでも、翌日の授業準備に取り組む姿は、カンボジアの子どもに少しでも貢献したいという気持ちの表れでしょう。


授業進行では、通訳を介してだとどうしても子どもとの距離が縮まらないと考える学生が多く、可能な限りのクメール語と表情やジェスチャーを交えて語りかけています。言葉は通じなくても、気持ちは伝わると感じてきているようです。また、授業は6グループに分かれていますが、グループで行うことで、議論の仕方、自分の意見の伝え方、他者の意見の受け入れ方等を学び、コミュニケーション能力も高まっているのではないでしょうか。


滞在中の日々の生活においても、時間の使い方、自分自身の体調管理、自分とは異なる価値観について理解すること等、多くのことを学んでいるようです。帰国したら終わりにするのではなく、このプログラムでの気づきを帰国後の学生生活に活かしながら、今後の自身の成長につなげていってくれたらと思います。


(担当:こども学専攻 椋田善之・福祉学専攻 尾崎慶太)

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