GS活動報告

202003.06
GS活動報告

グローバルスタディ報告(カンボジア)現地小学校での全活動プログラムが終了しました

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学生らは、小学校活動前半5日間をふりかえり、改善点を確認して後半の活動に臨みました。入念な授業準備にも関わらず、急に子どもが来なくなったり、集中力が切れて突然授業を抜け出す子どもがいたりする状況に悪戦苦闘する毎日でした。そんな問題に直面しても、グループで協力しあいながら、解決のための方策を考え、試行錯誤を繰り返してきました。活動後はホテルに戻り、その日に感じたいこと気づいたことを日報にまとめます。そして授業内容をふりかえり、自由時間や睡眠時間を削ってでも、翌日の授業準備に取り組む姿がありました。この学生の姿は、カンボジアの子どもに少しでも貢献したいという気持ちの表れだと思います。


小学校活動では、通訳を介してだとどうしても子どもとの距離が縮まらないと考える学生が多く、可能な限りのクメール語と表情やジェスチャーを交えて語りかけていました。言葉は通じなくても、気持ちは伝わると感じたようです。また、授業は6グループに分かれていますが、グループで行うことで、議論の仕方、自分の意見の伝え方、他者の意見の受け入れ方等を学び、コミュニケーション能力も高まっているのではないでしょうか。

活動最終日には、NGO団体JST(Joint Support Team for Angkor Community Development)のスタディツアーに参加しました。代表のチア氏から、カンボジアの歴史、これからの発展とそれを支える地域開発や教育環境の重要性について講義を受け、改めて、子どもへの教育とは何なのかを考えさせられる契機となりました。

滞在中の日々の生活においても、時間の使い方、自分自身の体調管理、自分とは異なる価値観について理解すること等、多くのことを学んだようです。帰国したら終わりにするのではなく、このプログラムでの気づきを帰国後の学生生活に活かしながら、今後の自身の成長につなげていってくれたらと思います。

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