(コロナ)お知らせ一覧

202006.23
(コロナ)お知らせ一覧

【学生・保護者の皆様へ】7月以降のWithコロナ状況での授業等について

関西国際大学
学長 濱名 篤


皆さん、学長の濱名です。梅雨と初夏のような気候が交互に訪れる季節の変わり目になりマスクをし続けると息苦しさを覚えるような日々が続きますが、元気で過ごしていますか。


新型コロナ感染症の拡大が全国的に低水準を維持しつつある傾向にあり、兵庫県下や関西2府4県では小康状態を迎えつつあります。6月15日からは小・中・高で、一部の制限を設けつつとはいえ、平常活動に切り替えてきています。また6月19日からは都道府県を超えての移動自粛も解除され、"自粛"から"自衛"へと行動上の注意も移行しつつあります。


本学では学生の皆さんや教職員の理解や協力の成果もあり、4月23日から開始したZOOMを活用した遠隔(リモート)講義から始め、6月1日より学生の皆さん自身の選択による遠隔と対面のいずれかの方式を選ぶハイブリット方式での教育は、大きな問題もなく実施されています。現在、3つのキャンパスで対面受講している学生の割合はおおむね2~3割という日々が続いていますが、皆さんが困難な状況にあっても学習に自律的に取り組んでいることをうれしく、誇りに思っています。


本学では新型コロナの問題が皆さんの勉学に及ぼすネガティブな影響を極力少なくすることに全力を尽くすことを最優先課題としてきました。これからもこの方針を守っていくことにしていますが、今後第2波が来ることについての懸念を払うことはできません。そこで、その努力の一環としてこれからの状況の変化に対応していくために、以下のような方針を定めることにしました。

                


1. 今後の開講方式
感染状況の拡大・縮小に応じ、1)国及び関西2府4県の感染状況に対する対応、2)対面授業を導入している学校の状況と教育委員会の発出する情報を参考に本学として状況を判断し、8月以降の授業形態を決定し、状況変化に応じて学期中においても下記A・B・Cの3方式への随時切り替えを行っていきます。


A方式(対面授業):すべてのキャンパスにおいて対面方式で開講します(非常勤担当の一部科目は教室での遠隔受講もありえます。また、受講者が多く過密になる場合は、学内での遠隔受講もありえます)。


B方式(対面・遠隔併用授業):現在行っているキャンパスでの対面受講と学外からの遠隔受講を選択して登録した方式で受講してもらいます。


C方式(遠隔授業):4/23~5/30までのように、全員学外からの遠隔方式で受講してもらいます。


なお、上記のような方式の切り替えを行う際には事前に皆さんへの周知徹底を図りますので、大学からの連絡を注意深く読んでください。


2. スクールバス運行の再開拡大
現在、神戸電鉄緑ヶ丘駅-三木キャンパス間に限定しているスクールバス運行を、7/5より三宮、明石・西神の両路線については別紙のように運行再開を行います。なお、小野、三田線は運行中止を続けます。9月末までのスクールバス代金は徴収しませんので、体温確認・マスク着用・学生証提示で利用してください。


これに伴い、三木キャンパスの学生で遠隔方式から対面方式に受講形態を変更したい学生は、6/23(火)~6/30(火)の間にUNIVERSAL PASSPORTのアンケートで変更希望を受け付けます。変更を希望する場合は、必ず期間中に回答してください。


3. 夏学期の授業
夏学期の授業については現段階ではA方式(対面授業)での開講を予定しています。
スクールバスは前述の2.の方式を継続する予定です。


4. グローバル・スタディの見通し
グローバル・スタディについては、夏学期中に実施予定のプログラムについての対応についてはすでに連絡させていただいていますが、秋学期以降のものについては、実施国の感染状況、出入国時の取り扱い状況、提携校の受け入れ態勢等を勘案し、2020年11月までの派遣・渡航は困難と判断し、状況を見定めつつ今後の方針を決定します。
詳しくは、グローバル教育センター及び該当学科から説明会を行いますので、そちらで確認してください。


5. 9月以降の予定
リフレクションディや秋学期以降についても現時点ではA方式での開講をしたいと考えています。ただし、今後の状況によってはB方式またはC方式への変更もあり得ます。


学期末が近づきあわただしくなり、レポート等の課題も多くなってきます。3密を避け、換気や水分補給などで健康管理に十分注意して、この危機を乗り切っていきましょう。

以上

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