(コロナ)お知らせ一覧

202011.26
(コロナ)お知らせ一覧

新型コロナウイルス第3波のなかで皆さんの学業を守る

学生の皆さん

関西国際大学学長
濱名 篤

 学長の濱名です。寒さは例年よりも厳しくないようですが、11月も末を迎え年内の授業も残すところ1か月を切っています。9月末からの2か月の間、皆さんの協力や努力によって、今日まで学内からの感染者は1名だけにとどまり、学内でクラスターも発生していないことは幸いです。そのおかげで対面授業での学習機会を維持することができてきました。
 しかし、残念ながら新型コロナ感染症の第3波は確実に起こってきており、これからの3週間の過ごし方によっては、学内でもクラスターが発生する危険性が高まっていることを深刻に受け止めています。


 感染リスクが高まっている。
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、「感染防止策をとっても収束の兆しが見えないことによる『コロナ疲れ』から感染リスクが高い行動をとってしまう可能性がある」と指摘し、「ウイルスの密度が高くなっており、人々の行動変容だけでは感染を下火にできない」とまで警鐘を鳴らしています。
 すでに、札幌市、大阪市に代表される大都市圏での感染拡大は医療危機目前といわれるステージ3に既に突入しつつあります。皆さんにはこれまで以上に、自らの行動に注意を払うようにしてください。


 改めて皆さんの自覚と協力がより一層大事になってきた。
 具体的には、学外では、①飲酒を伴う懇親会、②大人数や長時間にわたる飲食、③マスクなしでの会話、などは感染リスクを考えて自粛してください。
 学内では、これまで以上に、入構時の体温チェックや手指消毒、マスク着用はもちろんですが、①マスク着用していても近距離での3分以上の会話を慎む、②特に食事の際やバスなどの交通機関内やエレベーター内など、密になりやすい環境での会話をしない、③換気をしない教室等での長時間の会話をしない、④キャンパスに入構の際の厚生労働省のCOCOAのインストールをさらに徹底してください。


 COCOAは自分を守るためにも、仲間を守るためにも極めて重要。
 ④のCOCOAについては、感染者発生の際に速やかに濃厚接触者を特定するために、全員にインストールを求めてきましたが、していない人については、陽性者が発生した場合には、同日に全員に行動記録を提出しヒアリングを受けてもらうことになります。インストールができないスマホ等を所持している場合もあるかもしれませんが、他の学生の安全のためにはそのような措置をとることになるということは理解してください。
 まずはあと1か月、無事に皆さんが学生生活を送り、冬休みに入ることができるように、みんなで協力して乗り越えていきましょう。


大切な皆さんの学業を守り抜くためには全員の自覚と協力が不可欠!

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