グローバル教育センター

202103.24
グローバル教育センター

ACP International Virtual Boot Camp 2021 を開催しました

ガジャマダ大学(インドネシア)、ウタラマレーシア大学(マレーシア)と本学は、「コロナ禍におけるセーフティマネジメント」をテーマとした全3回の勉強会「International Virtual Boot Camp 2021」を共同で開催しています。本勉強会は、3大学がそれぞれ1回ずつホストとなり、毎回3人の講師をお呼びして講演していただく形式で行われます。各大学から約30名ずつの学生がzoomで受講するほか、ACPコンソーシアム加盟大学の学生、教職員も視聴できるよう、You Tubeでライブ配信もされます。


第1回目の3月16日は、本学がホストとなり、吉椿雅道先生(Citizens towards Overseas Disaster Emergency事務局長、関西NGO協議会(常任)理事)、児玉美樹先生(アジア防災センター研究部副部長)、大津暢人先生(総務省消防庁消防大学校消防研究センター技術研究部地震等災害研究室主任研究官・総務技官、神戸大学大学院工学系研究科客員准教授)、に講演をしていただきました。


はじめに吉椿先生から「Helping Each Other Across the Border and Learning Together」というタイトルでコロナ禍における災害支援について、中国武漢でのケースをはじめ、各地で何が起きたのか、どういった支援が行われたのかということを教えていただきました。児玉先生は「Evolving Disaster Response Measures during the COVID-19 Pandemic」というタイトルで新型コロナ感染症が流行する中で災害が起きた場合の対応、想定される問題などについてお話しくださいました。大津先生は「Fire Incidents Related to Covid-19」というタイトルで、新型コロナ感染症がもたらす物理的、精神的な影響が原因で発生した火災事例など、目立たないけれども人々の生活に影響を与えている問題に目を向けることの大切さをお話しくださいました。


学生からはzoomのチャット機能を使って数多くの質問が寄せられました。時間が非常に限られていたため、回答しきれなかった質問には講演終了後に先生たちに文書で返信いただくこととなりました。


第2回目は3月23日、第3回目は3月30日に開催が予定されています。参加学生はこの3回、計9人の講師の講演を聞き、そこで学んだことをふまえて4月6日の第2回ACP International Symposiumで発表します。


本勉強会のYouTubeアクセス:https://www.youtube.com/watch?v=F1iA12bpcNI

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