経営学科ニュース

202103.15
経営学科ニュース

【経営学部】本学学生が伊丹市と神戸市で酒蔵フィールドワークに参加

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菊正宗酒造記念館にて試飲をさせていただきます

留学生4人を含む本学の学生6人が、伊丹市主催の「阪神間日本遺産活用推進事業 大学タイアップワークショッププロジェクト」に参加しました。昨年6月、日本遺産(※)に認定された『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』にまつわるストーリーを、それを構成する文化財等へのフィールドワークを通じて学び、日本酒の奥深さを知ることでその新たな可能性を若者世代で考えることを目的としています。


学生たちは、3月7日(日)、本学経営学部の李容淑教授の引率によりフィールドワークに臨みました。この日訪問したのは、白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ミュージアム(伊丹市)、菊正宗酒造記念館(神戸市東灘区)、櫻正宗記念館(同)、灘浜福鶴蔵(同)です。


菊正宗酒造記念館が所蔵する重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」のほか、各所が所蔵する酒造用具、酒造関連資料の展示を見学し、学生たちはその大きさや、同地の酒造りの規模に圧倒されました。また、酒造りの工程、酒米の精米技術などについてのレクチャーを受け、日本の酒ツーリズムについて、李教授を交えて話し合いました。さらに、各所で商品の試飲もさせていただき、日本酒の持つ香りの違いや幅の広い味わいを体験しました。


学生たちは、これまでに学んだことやフィールドワークの成果をまとめ、13日(土)にワークショップ(オンライン)の場で発表しました。

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当日朝、猪名野神社でフィールドワークの成功を祈願しました

002.jpg杉玉の意味や由来についても学びました
(灘浜福鶴蔵にて)

(※) 「日本遺産(Japan Heritage)」とは
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーとして文化庁が認定するもので、2016年に創設され2020年までに104件が登録されています。

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