GS活動報告

202104.27
GS活動報告

【グローバルスタディ報告】グローバルスタディⅠ(中国/2020冬山東省)活動報告

本プログラムでは、中国協定大学「青島濱海学院」の学生と本学の学生が混成チームを組み、約3か月にわたるオンラインでグループ活動を通して、中国においてキャッシュレス決済が短期間で普及した要因、日本における現状をさまざまな角度から考察・分析した上で、日本社会におけるキャッシュレス決済のあるべき姿を提案することを目的として実施されました。

その中間成果発表の場として、オンラインによる国際ワークショップを開催しました。国際ワークショップは、両大学教員による冒頭トークから始まり、そのあと5グループによる調査成果発表と質疑応答が行われました。発表会では、教員だけでなく、参加学生からも他グループの発表内容に対して積極的に質問するなど、活発な議論が交わされていました。

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本プログラムでは、本学からの学生は4学部から参加しており、青島濱海学院からは日本語学科からの参加がありました。本来は、現地に赴き、調査活動や交流活動を実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、オンラインでのグループ活動を中心に進めざるを得ませんでした。国境を跨った混成チームによるオンライン形式のグループ活動が3ヶ月も続くという、参加学生にとっては比較的忍耐力が求められる難易度の高いものでしたが、中間成果発表の状況から、参加学生にとってとても良い経験だったこと、そして調査内容においても一定の成果が得られたことが感じられました。

このあと、本プログラムの事後学習期間に入り、グループごとに「キャッシュレス普及」に関する提案をまとめることと、各個人で本プログラム参加のリフレクションを行います。そして、プログラム参加の集大成として、5月29日(土)に代表グループによる最終報告(ポスター発表)会が予定されています。

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