(コロナ)在学生へ(ご家族・保証人の方へ)

202105.28
(コロナ)在学生へ(ご家族・保証人の方へ)

【学生ならびに保護者のみなさまへ】新型コロナウイルス緊急事態宣言の再延長を受けて

学生の皆さん
保護者の皆さま

関西国際大学 学長
危機対策本部長
濱名 篤

学長の濱名です。4月25日に3回目の政府からの緊急事態宣言が発出されてから1か月が経過しましたが、残念ながら本日、6月20日までの期間延長が決定されました。

4月19日から始めた遠隔方式による授業はすでに5週間を超え、皆さんには感染に関わる様々な不安とともに、不自由な生活を送られているものと思います。友人との対面での会話やキャンパスでの授業や行事を経験してもらえない日々が続き、残念な気持ちでいっぱいです。

さて、宣言延長を受けて大学として6月以降の授業についての方針を決定しましたのでお知らせいたします。

今週に入り全学生を対象に、6月以降の授業への意向調査を実施しました。その結果、3日間で79%の学生から回答がありました。皆さんの協力に感謝します。結果をみると、「遠隔」希望60%、「対面」希望40%(完全対面希望20%、一部授業のみ希望20%)と意見が分かれ、安全・安心についての意識が主観的なものであるだけに、個人の感じ方に大きな違いがあることがわかりました。不安の内容をみると、「自分が感染する不安」「家族にうつす不安」「コロナ禍が長期化する不安」の3つについては過半数の皆さんが感じていることがわかりました。

本学では、「皆さんの安全」と「学習に後れを出さない」ことの2つの原則を両立させるべく、これまでの対応を決定してきました。今回についても国や兵庫県の方針を参考にして、本学としての方針を以下のように決定します。

    1.皆さんが6月7日(月)以降に、対面もしくは遠隔のいずれの方式での受講を現段階で希望するのかを登録し(登録期間は5月28日~6月3日)、春学期中の    受講方式を皆さん自身で決定し、7月末までその方式での受講を原則として継続するものとします(特別な理由がない限り途中変更はできません)。なお、保健医療学部、心理学部の実習関係科目、防災士要件科目(具体的な指定科目は別紙参照)、の受講者及び教育学部の教員採用試験受験指導を希望する人は対面での受講をしてください。
    2.対面受講を希望する人には下記の条件を遵守してもらうこととします。
       1)学内でのソーシャルディスタンスの遵守と不織布のマスクをするなど感染対策の徹底
       2)学内における集団での飲食の制限と黙食の徹底(マスクをしない状態での会話禁止)
       3)内閣府が実施する「感染拡大の予兆の早期発見のためのモニタリング」に必ず参加して、毎週PCR検査を受けてもらいたいと考えています(無料。ただし、このモニタリングがあるので途中変更はできません)。その際には、本人の同意書(未成年の場合は保護者の同意が必要)を提出してもらいます。

    3.遠隔での受講を希望する人は原則として7月末まで遠隔受講とし、途中での変更は認めません。しかし、これまでのように、メディア・ライブラリーでの図書・資料の貸出等の利用、証明書発行のための登校、事前予約による各種相談での入構は認めます。

    4.各キャンパスとも5限目までの授業を実施し、6限目以降に開講される大学院の科目等は遠隔方式を継続し、学生の皆さんのキャンパス利用は8時30分~18時30分までとします。


残された7月末の春学期末までに、コロナ禍が抑制され、学生の皆さんが無事に揃ってキャンパスに戻って来られるのを私を含め教職員一同が楽しみにしています。それまで、しっかりと感染対策と健康管理に気をつけ、集中した学習に取り込むことを願っています。

 ≫新型コロナウイルス感染症に伴う各種支援はこちらをご覧ください

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