
看護学科ニュース
202105.10
看護学科ニュース
【看護学科】ひっそりしたキャンパス

2019年から新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )の影響で学生の皆さんの生活は大きな影響を受けています。
本来なら、ここで友人やクラブ活動の仲間たちと談笑したり、議論したり、ランチをしたりと元気のいい声が聞こえてくるのですが、ひっそりと静まりかえっています。
不要不急の外出自粛、海外への渡航の自粛など、コンビニエントで何不自由のない生活に慣れた我々にとって、思考や自身の取るべき行動など多々あるように思います。
大学生活は、生涯の友を得、自身の行く先を決める貴重な時間です。この時間を有効に生かして、本を読んでみませんか?
1947年出版の『 ペスト(仏):La Peste 』アルベール・カミュ著。2019年にベストセラーとなった本です。登場人物が自分たちを襲うペストに対し助け合い、団結し立ち向かうことが書かれています。それぞれの運命と人間関係を考えることのできる1冊です。
家族や友人とのコミュニケーション方法も変容し、殺伐としたものを感じますが、また元の生活に戻れる日が待ち遠しいですね。
早く皆さんの元気な姿が見え、声が聴けることが楽しみです。テーブルと椅子、そして噴水。皆さんを待っています。
【 保健医療学部 看護学科 教授:中島 通子 】