(コロナ)お知らせ一覧

202107.09
(コロナ)お知らせ一覧

【学生ならびに保護者のみなさまへ】7月12日以降の授業方式について

学生の皆さん
保護者の皆さま

関西国際大学学長
危機対策本部長
濱名 篤

 このたび、711日をもって兵庫県における「まん延防止等重点措置」を解除することが、昨日、政府によって決定されました。
 これは皆さんも含め多くの人々の感染防止努力の結果だと思います。まだ新型コロナウィルス感染症は終息したわけではありませんが、感染症対策を十分守っていれば、社会生活上の制約は緩和されることになり、ほっとされている方も少なくないかもしれません。 
 しかしながら、大阪府では同措置が延長されており、あわせてデルタ変異株の比率が増加してきていることはなお不安材料であり気を緩めることはできません。引き続いて密を避け、マスクを常用し、手指消毒など感染防止のための対応を続けることは不可欠です。

1. 712日以降の授業方式について
 これまで本学では、コロナ禍への対応を国および兵庫県等からの決定や要請に基づき、本学で定めた活動基準に準拠して授業やキャンパスでの活動の方針を決定してきました。
 今回の「まん延防止等重点措置」の解除にあたっては、7月8日の兵庫県(知事会見)による大学への要請では、各大学の「ワクチン接種の進捗状況」を勘案して対面授業の再開を判断することが盛り込まれています。現状としては、皆さんのワクチン接種状況は到底進んでいるとはいえない状態ですので、本学の授業方式については、7月2日付文書でお知らせした方式を継続することにします。具体的には、大学が対面受講を指定した一部実習科目等を除き、対面受講を希望する学生は登録の有無に関わりなくこれを認め、対面を希望しない学生については遠隔方式での受講とします。この措置は、次に記載する本学尼崎キャンパスでのワクチン接種(職域接種)実施まで継続する予定です。ただし、今後の状況変化によって見直すことがあり得ますので、大学からの通知に注意してください。

2. ワクチン接種について
 本学尼崎キャンパスでのワクチン接種(職域接種)については、現在なお厚生労働省との調整中であり、接種時期を確定できない状況ですが、秋学期までに接種が完了できるように鋭意努力しています。
 7月2日付文書でお知らせしましたように、「接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています」と厚生労働省は説明しています。同時に、「万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、国による予防接種健康被害救済制度もあります(厚生労働省HP)」と接種を呼び掛けており、接種券が届いた学生は速やかに接種されることが望ましいでしょう。ただし、基礎疾患などがある学生は、かかりつけ医(家族)によく相談してから接種を受けてください。

 本学ではコロナ禍のなかにあっても、学生の皆さんの学習機会を出来る限り確保することに鋭意努力してきました。皆さんも感染対策に十二分に注意を払い、自らの行動に十分留意して、主体的、論理的によく考え、学習と感染予防の両立をしていきましょう。
 いよいよキャンパスで皆さんに会える日が来ることを、私としても楽しみにしています。

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