
大学からのお知らせ
三木キャンパスで"スポーツ×防災フェス"を実施しました!(スポーツ庁委託事業)

2021年7月10日(土)午後、三木キャンパスにて、感染症予防対策を実施した上で"スポーツ×防災フェス"を開催しました。参加したのは、強化クラブ(硬式野球部、サッカー部、テニス部)を中心とした経営学科1年生70名と経営学部教員、関係スタッフです。
このイベントは、スポーツ振興・地域活性化推進センターが主催し、セーフティマネジメント教育研究センターおよび経営学部が共催、さらにサークル"KUIS BOSAI"の現役メンバーとOB/OG、NPO法人プラス・アーツ様のご協力のもと、スポーツ庁委託事業の一環として行われました。
"スポーツ×防災フェス"は、参加者が11のチームに分かれて、7つの競技を巡るタイムトライアル方式のスタンプラリーです。
7競技は、防リーグ※というプログラムからの4競技と、KUISsオリジナルの3競技から構成されています。スポーツの要素だけではなく、図書館に行かなければ答えが見つからない、災害に関するクイズでは知力も競います。いずれも、災害時の対応を想定した競技です。どの順番で回るか、混雑をどう回避してスピーディーに回るかを各グループで作戦を練って競います。
・キャタピラエスケープ(防リーグ)
・キャットサイクルレース(防リーグ)
・ゴーゴーキャリー(防リーグ)
・レスキュータイムアタック(防リーグ)
・簡易トイレ組み立て競争<KUISsオリジナルプログラム>
・心肺蘇生トレーニング<KUISsオリジナルプログラム>
・メディアライブラリー(図書館)で答えを探せ!<KUISsオリジナルプログラム>
結果は1時間30分でゴールしたピンクチームが、総スコア81点で優勝しました。優勝チームには、賞品の「防災大判ハンカチ」が山下副学長から手渡されました。この大判ハンカチは、粉塵から喉を守ったり、ケガをしたときに縛って止血したりと様々な機能を持ったものです。
三木キャンパスの強化クラブ学生は、全員が経営学部所属であり、経営学部には防災・危機マネジメント専攻があることからも、スポーツを通じて防災を身近に感じ、防災意識を高める本イベントは有意義だったと思います。
さらに、本イベントはスポーツ庁事業として 2021 年度末に行う市民向け防災イベントのトライアルでもありました。今回の経験が、次回の防災イベントや今後の学びに役立つよう、ふりかえりを行っていきます。
最後に、本イベント開催にあたりましてご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
(経営学部長、スポーツ振興・地域活性化推進センター長 上村 和美)




【メディアライブラリー(図書館)で答えを探せ!】

(撮影時に限りマスクを外しています)
※ 防リーグとは、阪神・淡路大震災をはじめとする震災体験から学んだ教訓をもとに、災害時に役立つ様々な防災の知識と技をスポーツ競技として開発したもので、株式会社シンクが企画運営、NPO法人プラス・アーツがプログラム監修しています。また、グッドデザイン賞2019や第8回スポーツ振興賞スポーツ庁長官賞などの受賞歴もある優れたプログラムです。