(コロナ)お知らせ一覧

202107.02
(コロナ)お知らせ一覧

【学生ならびに保護者のみなさまへ】今後の対面受講とキャンパスへの入構及びワクチン接種について

学生の皆さん
保護者の皆さま

関西国際大学 学長
危機対策本部長
濱名 篤

 6月20日までの第3次緊急事態宣言後、同21日からまん延防止等重点措置区域に指定され10日が経過し、関西地区の新規感染者数は減少傾向となってきています。他方、デルタ変異株の比率が増加してきていることが不安材料となってきています。

 春学期も終盤を迎えつつあり、学長として学生の皆さんの声を踏まえ、学科・学年ごとに期末のレポート課題の提出日の調整を図るように依頼しています。これに加え、期末での試験・レポートの準備・提出、就職試験準備等に対応して、7月5日より対面授業への登録をしていない遠隔受講学生も、キャンパスでの対面受講を自由に行えるようにします。

 入構時の検温、COCOA登録確認、マスクの確認等は感染対策を従来通り行いますが、教員への相談、事務局窓口での相談・手続き、メディアセンターの利用も容易にできるようになります。キャンパス滞在時間は8:30~18:30と変更はなく、スクールバスや食堂等の利用可能な場所・時間の制限の緩和については今後の状況を見定めてからにし、すぐには緩和を行いませんが、大学の施設の利用については、十分な感染対策を整え許可を得れば課外活動も再開できます。感染症対策をしっかりと取りつつWithコロナ禍で学生生活の質を上げていってください。

 ワクチン接種については、実施予定日を第1回目8月7・8日、第2回目9月4・5日を予定しており、厚生労働省からの連絡を待っている状態です。7月7日(水)から接種予約を開始します。申し込み方法等の詳細はUniversal Passportでご案内します。

 ワクチン接種については、効果や副反応について様々な情報や噂が飛び交っていますが、2回のワクチン接種の発症予防効果については、変異株も含め学内接種予定のモデルナ社のワクチンでは約94%と厚生労働省は公表しています。こうしたことからワクチン接種によるリスクは小さいと思われ、新型コロナに感染した場合の重症化や後遺症のリスクを考えれば得ることは大きいと思います。

 皆さんの中には副反応を心配している人もいるようです。確かに、「接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています」と厚生労働省は説明しています。同時に、「万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、国による予防接種健康被害救済制度もあります(厚生労働省HP)」と接種を呼び掛けています。ただし、基礎疾患などがある学生は、かかりつけ医(家族)によく相談してから接種を受けてください。

 皆さん、ワクチン接種をすれば、自分自身だけでなく家族、友人等周囲の人への感染を予防することは言うまでもありません。また、皆さん自身が安心して旅行や帰省、課外活動などを行うことができるようになります。皆さんが、安心して9月から原則対面授業を受けられるように、接種券が届いていなくても受けることができる本学での接種、あるいは、接種券があれば大規模接種会場やかかりつけ医での接種のいずれかを選択して接種されることを期待しています。

 明けない夜はありませんが、それまで自ら主体的、論理的によく考え、自らの行動に十分注意を払い、責任をもって学習と感染予防に取り組み続けてください。

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