(コロナ)お知らせ一覧

202109.14
(コロナ)お知らせ一覧

【学生ならびに保護者のみなさまへ】緊急事態宣言延長に伴う秋学期の授業について

学生の皆さん
ご家族の皆さま


学長・危機対策本部長
濱名 篤

 

 兵庫県内での感染者数は減少傾向にあるとはいえ、医療体制の危機は続いており、9月12日までとして発令されていた緊急事態宣言が9月末まで延長されることになりました。
 この状況を受け、本学としては危機対策本部会議でさまざまな検討を行ったうえで今後の方針を決定しましたのでお知らせします。


1.リフレクション・ディの実施について
 9月21日からのリフレクション・ディは"原則対面方式"で実施します。
 皆さんにはこれまでも度々、感染症対策の徹底を要請してきました。ワクチン接種と非接種のリスクの違いについて説明を行い、尼崎キャンパスでの職域接種では、接種券が未着であっても接種できるように、優先的に機会を提供してきました。また、WEBで各地域でのワクチン接種可能な場所についての情報提供もしてきました。これら考えられる限りの感染予防対応により、原則対面方式での授業実施が可能な状態であると考えています。
 しかしながら、原則対面方式での授業の再開により、キャンパスでのクラスターの発生防止を更に徹底するため、登校に際しては健康状態をしっかりと確認して下さい。体調不良等がある場合は健康不安な状態の際の授業受講等について(基本方針)に基づき、無理な登校はせず、保健室に届け出た上で、遠隔方式で参加するようにしてください。


2.Universal Passportで実施する状況調査について
 この文書とともに送られた皆さんのワクチン接種状況等についてのアンケート調査は、今後のキャンパスでの安全対策や感染発生時の備えのため、皆さん全員に答えてもらう必要があります。速やかに必ず回答してください。


3.秋学期の授業について
 9月27日から始まる秋学期授業は"原則対面方式"で実施します。
 未接種の人がキャンパスに入構できないといった措置をとることはありませんが、未接種の人の方が重症化のリスクが高いことは実証されていますので、学内及び日常生活で一層の感染予防に注意をしてください。
 身体的な不調やメンタル面での不調があり、専門家から在宅での受講が適当であると言われている人については、健康不安な状態の際の授業受講等について(基本方針)に定める手続きを取り、あらかじめ本学の許可を得た場合には遠隔方式での受講ができます。この場合には、Zoomで授業時間と同時に受講、または授業時間に体調が悪い場合にはYouTubeで保存された授業を一定期間中に限り視聴できるようにします。


4.キャンパスの利用可能時間について
 秋学期開始後、当面の間、キャンパスの滞在可能時間は(大学院の夜間開講授業等許可された人を除き)現在の8:30~19:30を継続します。課外活動については、所定の感染対策をとって活動許可を得た団体については、この時間帯内での施設利用を許可します。


5.今後のワクチン予防接種について
 尼崎キャンパスにおける職域接種の予約はすでに締め切っています。皆さんの中で、これからワクチン接種を始めたい人を支援するために、本学のHPにバナーを設け、ワクチン接種が受けられる場所について、収集した情報を紹介するようにします。若年層へのワクチン接種を促進するため、若者枠を設けている自治体も増えています。ワクチン接種情報を注視して、ワクチン接種を積極的に受けるように期待しています。
 ワクチン接種後に亡くなった方が1000人を超えたと言われていますが、専門家会議の公表によれば情報が不十分であることもあり、ワクチン接種が原因という因果関係は実証されていません。国民の約50%が2回接種済みになっている状況や、接種者の方が感染予防だけでなく、感染した場合に重症化しないことや後遺症が軽傷で済む傾向が強いなどの効能が明らかになっています。
 今後のWithコロナの状況では、本学の特徴であるグローバルスタディにおいて、海外渡航をする際に、未接種者の入国が認められなかったり、隔離期間を設けられたりする可能性があります。
 不安も大きいかと思いますが、医師から接種しない方が良いと助言されている人を除き、一人でも多く接種されることを期待します。キャンパスでの安心・安全のことを改めて考えてください。
 皆さん、感染対策に細心の注意を払いつつ、友人や教職員とも直接会って話せるキャンパスライフを実現するために、全力で協力してください。

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