
(コロナ)お知らせ一覧
【学生ならびに保護者のみなさまへ】実習・学外活動等における感染対策の方針について
学生の皆さん
保護者の皆様
学長・危機対策本部長
濱名 篤
緊急事態宣言等が全国的に解除され、学生の皆さんをはじめ保護者の皆様におかれましても徐々に安定した生活を取り戻されていることと思います。本学におきましても対面授業での教育活動が本格化し、キャンパスに活気が戻ってきています。
しかしながら、新型コロナ感染症が終息したわけではありませんし、第6波の感染拡大の危険性に対する政府や専門家の懸念を忘れてはなりません。本学としては、今後も感染症対策を継続し、キャンパス入構時の検温等の感染予防対策を基本的には継続していく方針であり、それが対面授業を継続し、皆さんの日常的なキャンパスでの生活を安全・安心な状態に保つために必要な措置だと考えています。
さて、本学学生のワクチン接種については、病気のため接種不可能な学生1.8%を含めた10%強を除き、約85%の学生が2回接種済又は、2回目接種予約待ちの状況であり、すでにワクチン接種のための行動を始めてくれています。全国の2回接種完了率が71%を超え、接種率では世界でもトップクラスになってきたことが感染者数の抑制につながっていることは間違いないと思います。
文部科学省の方針として、ワクチン接種を受けていないことにより授業や課外活動の参加において不利益をもたらすことがないように大学には配慮が求められています。
そこで今後の、感染拡大の防止の観点から、接種済みの学生よりも感染リスクの高い未接種者の実習や課外活動(クラブ等の活動)並びに教育活動(授業の一環の活動)の参加について、大学としての統一した方針が必要であると判断し、ここに「実習・学外活動等における感染対策の方針」を下記のように定めましたので、お知らせします。
記
実習・学外活動等の参加について
- 実習等(実習及び授業の一環としての学外教育活動)や課外活動等(クラブ、サークル等、授業外の活動)については、事前に計画書を大学(実習・学外経験学習等は教務センター、課外活動等は学生センター)に提出し許可を取った上で実施することとします。
- 実習等や課外活動等において、受け入れ先よりワクチン接種かPCR検査が条件となっている場合については、その要請に従うものとします。
- 実習先や学外での活動先が屋内の場合には、ワクチンの接種の有無に関わらず、施設管理者が常駐し、感染対策を実施している公共施設、体育施設に限定して許可することとします。
屋外の場合は、換気等の対策が十分に取ることが可能と判断できる場合は、より柔軟に参加を認めることとします。 - 感染のリスクの高い行動や濃厚接触となる活動を含まない場合には、その参加条件にワクチン接種済であるという条件は設けず、参加を認めることとします。
- 前記 4.の活動について、感染のリスクの高い行動や濃厚接触となる活動を含む場合には、ワクチン接種済であるか、ワクチン未接種者についてはPCR検査を受けることを求めます。(この場合のPCR検査については活動前72時間以内の結果を有効とします。)
なお、事情によりワクチンの接種やPCR検査を受けることができず、実習等に参加できない学生については、科目担当教員の指示により振替授業等で対応されます。
(根拠)現在政府がワクチン接種後の日常生活の段階的緩和措置の一環として考案した「ワクチン・検査パッケージ」を試行している段階で、その内容に準ずる(内閣府のHPより)。 - 学生主体で行う学内での課外活動等については、活動場所、活動時間、活動人数、活動方法について、感染のリスクを最小限にするための方策をとることを徹底し、ワクチンの接種の有無を問わず学生の活動参加を認めます。(この場合でも、事前に活動計画書の提出をした上で許可が必要です)
- オープンキャンパスなど外部の来訪者を受け入れる活動への学生の参加については、濃厚接触となる活動が含まれる場合には、ワクチン接種、またはワクチン未接種の場合にはPCR検査を受けること(前記5.を参照)を条件とします。
- その他、この方針に定めのない個別の案件については、危機対策本部会議で協議の上、判断します。
この方針については、今後感染が急拡大し、医療体制の逼迫などが見込まれる場合には変更することがあります。
最後に、皆さん、ワクチン接種をしていても絶対感染しないわけではありません。国の提示する感染対策の方針に変更はなされていないことを踏まえて、本学の感染対策の基準も変更せずに現行のまま継続することにしており、気を緩めないでこれまで同様感染対策をしっかりとって、自覚と責任ある行動をとるようにしてください。安心してキャンパスライフを送っていくためには、皆さんの協力が不可欠です。