
セーフティマネジメント教育推進室
兵庫県立舞子高等学校との高大連携事業 生徒13名が防災教育と看護学の基礎について学習


本学と包括的な連携協定を締結している兵庫県立舞子高校から、今年も12月17日(金)に先進理工類型の2年生13名[アドバンストスタディⅡ選択生徒]が、進路に対する目的意識や学習意欲の醸成を図ることを目的に本学三木キャンパスを訪れ、防災教育と看護学について、ミニ講義・演習を受講しました。
本学と兵庫県立舞子高等学校は相互に教育交流を通じ視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目的として2018年度から包括的な連携協定を締結しています。
1講義目はセーフティマネジメント教育研究センター、村田昌彦教授による『防災教育について』の授業が行われました。大規模災害や事故が発生したときに活躍する『DMAT(災害派遣医療チーム)』の取り組みと、平常時のDMAT人材育成の大切さを事例を交えながら紹介されました。
2講義目は開始前に生徒全員に白衣が渡され、白衣を着用してから講義がスタートしました。講義では保健医療学部看護学科、蛭子真澄教授による脈拍と血圧についての解説後、看護学科4年生・5名のサポートを受けながら、実際に脈拍測定と血圧測定を体験しました。血圧測定などの体験授業の後はサポート学生が案内役となっての施設内見学にも参加しました。
その他、講義合間の時間には図書館のデーターベース検索についての説明なども実施しました。実際の蔵書以外にもデジタルデータで閲覧できる資料の存在や学外からでも利用できるシステムについての説明に、大変興味を持ちながら話に聞き入っていたようでした。
受講した生徒たちからは、「知らなかった事を沢山知る機会になって嬉しかった」「実習体験を通して看護師に興味がわいた」などの声があり、今後の進路選択に向けて貴重な一日になったようでした。







