経営学科ニュース

202112.01
経営学科ニュース

【経営学部】三木市の「ゴルフ産業」を学ぶ

三木市には25ゴルフ場があり、全国でも例をみない「ゴルフのまち推進課」があります。

三木キャンパス経営学部2年の「プロジェクトマネジメント演習」では、三木市の三大産業の一つである「ゴルフ」に着目し、学生の視点からゴルフ産業の活性化や、ゴルフを活かした地域活性化について考えています。春学期には、ゴルフ場の支配人からお話をしていただく機会があり、ゴルフに関心を持つ学生も増えてきました。

 
秋学期に入り、グループで「若者にゴルフを広めるには」「女性ゴルファーを増やすには」「三木市民にゴルフを広めるには」「三木市以外から集客する方法」について、現状・課題・対応策を検討し、Jamboardを使ってまとめました。

 

 

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ゴルフ経験者は少数ですので、11月2日「プロジェクトマネジメント演習Ⅲ」の時間を利用して、「三木ゴルフ俱楽部」様を訪問させていただきました。  

大学から15分ほどしか離れていない所ですが、空気の澄んだ広大なゴルフコースに驚くとともに、芝の整備など徹底した施設管理にも気づくことができました。

 

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打球練習体験では、ボールだけでなくクラブが飛んでいく場面もありましたが、運動部の学生は初心者でもかなりの飛距離が出ました。しかし、プロゴルファーのデモンストレーションでは、レベルの違う素晴らしいショットに驚きの喚声が上がっていました。コンペルームでは、スタッフの丁寧な対応に触れ、ゴルフが紳士のスポーツであることを実感したようです。半日間という短い間でしたが、実際に訪問しなければ味わうことができない貴重な経験ができました。

 
研修後のふりかえりでは「三木はゴルフが有名なので、若い人たちにももっとゴルフの良さを伝えていきたいと思う」「今後若者がゴルフに参入しやすくするには、スポーツとしての伝統があるため崩しにくいものがあるが、状況に合わせ変革していくことも必要だと思った」という意見も出ました。冬学期には「ゴルフ場」でのインターンシップも予定しています。三木キャンパスの立地を生かして、ゴルフ産業による地域活性化を学ぶ良い機会になりました。

 
この活動は、スポーツ庁委託事業<大学のスポーツ資源を活用した地域活性化拠点形成・大学アドミニストレーター配置支援事業>による補助で実施しました。


経営学部 経営学科 経営学科長 教授 浮田 泉
⇒ 経営学部ページ

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