国際交流・海外プログラム

202201.31
国際交流・海外プログラム

インドネシア、マレーシアの大学との「国際ワークショップ」に本学学生が参加

ガジャマダ大学(UGM、インドネシア)、ウタラマレーシア大学(UUM、マレーシア)と本学(KUISs)は、「Safety Management Beyond COVID-19」をテーマとした全3回の勉強会「ACP国際ワークショップ」を共同で開催しました。各回とも、専門家計3名が、日本・マレーシア・インドネシアの実情を踏まえて、セーフティマネジメントに関連するテーマで30分程度の講義(英語)を行いました。本学からは国際コミュニケーション学部、経営学部、教育学部から計18人の学生が、UGM、UUMからもそれぞれ20人超の学生が参加しました。

2021年12月14日に開催された第1回セッションのテーマは「デジタルトランスフォーメーション」。ACPコンソーシアムの議長でもある濱名篤・本学学長による開会のあいさつで始まり、本学社会学部の章志華教授が「Human Resource Required in Digital Transformation (DX) Era」という講演をされました。学生や参加教員から質問やコメントが出され、活発な議論が行われました。

第2回目は2022年1月11日に「新型コロナパンデミック下における自然災害」をテーマに開催しました。日本からはアジア防災センターの中川雅章所長が「Time for Change and Transformation: The Road to a Resilient Asia」というタイトルで講義を行いました。3カ国からのプレゼンのあとにはZoomのチャット機能を使って寄せられた質問について講演者3人の鼎談が行われ、参加者は文化や制度に組み込まれた各国の特徴ある防災の取り組みについて興味深い議論を聞くことができました。

2022年1月25日に実施された最終回、第3回セッションは「新型コロナ感染症がグローバライゼィションにもたらしたインパクト」をテーマに行われました。本学経営学部の岡村克彦教授が新型コロナ感染症の感染拡大が日本の旅行業に与えた影響、日本の旅行業の変化についてデータを基にした分析「Changes in tourism due to COVID-19-Acceleration of change and transformation-」をお話ししました。本学の学生から「インドネシア、マレーシアにおけるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを知りたい」とのリクエストがあり、講師の先生たちが各国の取り組みを教えてくれました。 

参加学生は、この3回のセッションから学んだことを基に各自の視点や提言を入れたプレゼンテーションを作成し、3月1日に開催される「第3回ACP国際シンポジウム」で発表します。学生たちがそれぞれの国や文化を背景にどのようなプレゼンテーションを行うのか楽しみです。

このワークショップの第1回・第2回セッションの模様は、UUMのFacebookページ(https://www.facebook.com/STMLUUM/)から、第3回セッションの模様はUGMのYoutubeサイト(https://www.youtube.com/channel/UCxaI97jjY_iaL1IimiCReeA)からそれぞれご覧いただけます。

第1回セッションのリーフレット.jpg
第1回セッションのリーフレット
第2回セッションの模様.jpg
第2回セッションの模様
第3回セッションの講演資料(岡村先生).jpg
第3回セッションの講演資料(岡村先生)

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter