GS活動報告

202203.04
GS活動報告

グローバルスタディⅡ(フィリピン/2021冬セブ) ~防災・減災「私にできること」~

日本と同様にフィリピンも自然災害が多発する国の一つです。202112月には巨大台風がフィリピンを襲い、多くの貴い人命が失われました。本プログラムでは、災害の教訓伝承としての防災教育に注目し、伝えるべき教訓を考え、フィリピンの学生と「防災・減災」について意見を交流することを狙いとします。

まずは、日本で過去に起こった自然災害について調べるともに、日本の「防災教育」についての理解を深めていきました。出前授業は、新型コロナウイルスまん延防止等特別措置の延長のため延期となりました。しかし、学生の協力を得て、出前授業と同じ展開で模擬授業を実施しました。

3月2日は、本学神戸山手キャンパス国際コミュニケーション学部観光学部のフィリピン人教員お二人を講師に招き、フィリピンの文化・歴史・観光及び、自然災害や防災・減災の取組を教えていただきました。講話の中で、フィリピン小学校での避難訓練で防災頭巾やヘルメットを被っての訓練の様子や学校の体育館が避難所になる事を聴き、「日本に似ている」という学生の声も聞こえてきました。

今後は、3月末のフィリピンセブの学生と「防災・減災」についての現状や課題について遠隔で意見交流をする予定です。

日本・フィリピン両国の共通の課題である自然災害と防災教育を調査する中で、自然災害に「備える」ことの重要性を理解するとともに、英語を通してコミュニケーション力をつけていくことを目標にプログラムを進めていきます。

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