
GS活動報告
グローバルスタディⅠ(中国/2021冬 青島)活動報告
GS青島プログラムでは、本学の学生と中国協定大学「青島濱海学院」の学生が協働チームを組み、日中両国における決済のキャッシュレス化について調べ、今後のキャッシュレス経済がどうあるべきかを考えるという取り組みを実施しました。なお、コロナ禍の影響により、両国間でのグループ活動は、(1)グループ内で中国と日本の二手に分かれて調査活動を行う、(2)オンライン環境でコミュニケーションを取って取りまとめる、という形で進められました。
グループ活動の総決算となる成果発表会では、4つのグループがそれぞれ「キャッシュレス普及に向けて企業が取り組むべき課題」、「大学の食堂におけるキャッシュレス化による利便性の向上」、「子ども向けのキャッシュレスのセキュリティ不安と教育方法の検討」、「キャッシュレス詐欺への不安と対策」というテーマでプレゼンテーションを実施し、参加者全員で活発なディスカッションを行いました。
日中間でのグループ協働のあと、本プログラム参加学生は、事後学習を経て、その集大成として、5月28日(土)開催のGS全体報告会に参加し、代表グループが参加報告のプレゼンテーションを行いました。「子ども向けのキャッシュレスのセキュリティ不安と教育方法の検討」をテーマとしていたグループが、4つのグループの中から代表に選抜され、成果発表会からさらにブラッシュアップしたプレゼンテーションを披露しました。教育学部の学生のグループらしく、キャッシュレスと子どもの教育を結び付けて、「今後の子供たちへのキャッシュレス教育の必要性」に着目し、「将来的には授業設計と教材開発を行う研究をしたい」というアクションプランにまで昇華しています。陪席の先生方をはじめ、報告会聴講者からたくさんのポジティブなコメントを頂戴しました。



