GS活動報告

202207.19
GS活動報告

グローバルスタディⅠ(台湾/2021冬 台中)活動報告:保健医療学部 看護学科

保健医療学部 看護学科には"看護グローバル専攻"が設置されており、その栄えある第1号が臨んだグローバルスタディ(GS)でした。台湾のアジア大学を訪れる予定でしたが、新型コロナウイルスによる国際的に懸念される公衆衛生上の事態から、残念なことに現地で学習する機会がありませんでした。しかしながら、オンラインによるアカデミック交流会を実施し、5名の学生が事前・期中・事後活動に励みました。

アカデミック交流会では、両大学の学生に次の3つのテーマについて課題がありました。①自国文化/所属大学の紹介、②自国の医療制度/看護教育の紹介、③新型コロナウイルス感染症に対する自国の取り組み。

【事前活動】では、日本のことをアピールしたり、関西国際大学の魅力を伝えることについて、四季折々における自分たちの等身大の生活を示す準備をしていました。自分の国の医療制度や看護教育については知らないことが多く、厚生労働省や文部科学省の情報を調べることで新たな知識を得ていたようです。新型コロナウイルス感染症対策に関して、世界の現状を知るためにWHO(世界保健機構)のホームページを調べたり、日本の対策においては内閣府や厚生労働省など情報を集めていました。英語でPower Pointを作成し、発表する練習も重ねていました。

【期中活動】オンラインによりアジア大学の学生さんと3回交流会を持つ機会があり、それぞれ課題について発表しあいました。練習の成果もあってか発表はうまく行うことができたのですが、互いに相手の内容に興味を持ちながらも、先方への質問やディスカッションは双方消極的な結果になった感があります。それでも360度ウェブカメラを活用することで臨場感あふれる交流会となり、ファーストネームで呼んでみたり、ランチの様子を聞いてみたり、無料コミュニケーションアプリのQRコードを交換したりと、緊張する発表場面以外ではとても和やかな雰囲気であったことが印象的でした。

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【事後活動】事後学習としてGS全体のリフレクションを行う中、異文化における医療や看護の取り組みの違いから双方の利点を抽出し、世界に向けた今後の課題について提言を導き出していました。集大成として全学的なGS報告会に向けポスターを作成し、プレゼンテーションを行いました。

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