大学からのお知らせ

202210.15
大学からのお知らせ

姉妹校で教育シンポジウム・公開授業開催

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10月15日(土)、姉妹校である神戸山手女子中学校高等学校において「教育シンポジウム&公開授業 変わる山手!―グローバル化、DX化に対応する令和の日本型私学に向けて―」が開催されました。

本学からは濱名篤学長が登壇し、「ポストコロナとDX化を踏まえたグローバル社会での大学教育~Hands-on学習と成長の可視化に向けて~」と題した基調講演を行いました。

本学DXの一つである「eポートフォリオ(学修成果とエビデンスの蓄積ができるツール)」の分析から、学生の成長に「実際の経験と学び」が影響していることが報告されました。また、先般文部科学省より採択された「大学の世界展開力強化事業」に伴い、アントレプレナーシップ(起業家精神)や多文化共生に向けた教育を推進していることも紹介されました。

「自分に本当に合った」大学を選べること(=レリバンス"relevance"を感じられること)が大学・受験生双方にとって大変重要であることが述べられ、最後は「常識だけにとらわれない発想転換」、「新たな挑戦」、「やればできた もっとできる」という教育方針を、力強く聴衆に発信しました。

平井正朗校長(神戸山手女子中学校高等学校)からは、「令和の日本型私学の実践事例と本校の取り組み」と題して実践報告がなされました。ICTを基盤として個の能力を伸ばし、「産・官・学」の連携で「チーム学校」の実現を目指しており、「社会に貢献できる人物になってほしい」との思いから、最終目標を進路満足度100%とする「個別最適化」の精神が語られました。

パネルディスカッションでは、木村健太郎氏(リクルート まなび教育支援Division  Division Officer)をファシリテーターとし、尾澤章浩氏(ベネッセコーポレーション海外トップ大学進学塾Route H塾長)、向井彩野氏(ハーバード大学2022年卒)、平井校長の4名で展開されました。海外と日本の教育の違い、海外大学進学の考え方・方法など、多方面の識者たちによるディスカッションで会場を魅了しました。特に向井氏からは「海外大学進学に向き不向きはなく、いつでもチャレンジできる」と、情熱あふれる言葉が生徒たちに贈られました。

探究発表では、神戸山手女子高等学校生2組の発表がありました。「レフティー 左利きに優しい世の中へ~格差のない世界へ~」(3年生:2名)、"Proposals to make Tarumi Ward a more attractive town"(2年生:1名、英語スピーチ)のテーマで探究活動の研究成果が発表され、それぞれ堂々としたスピーチに会場は感心に包まれました。

午後の部では5つの授業が開講され、全国でもいち早く実施しているイマージョン教育や、新学習指導要領対応の教科横断型授業、情報などの授業が公開されました。

神戸山手女子中学校高等学校の在学生や保護者、卒業生、教育関係者などが参加し、Zoom配信も行われ、盛況な一日となりました。

※Hands-on学習=経験学習

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