看護学科ニュース

一般社団法人日本精神科看護協会が精神保健法の施行日（1988年７月1日）にちなんで7月1日を「こころの日」とし精神疾患や精神障がい者に正しい理解を図り、こころの健康の大切さを再認識する取り組みがおこなわれています。今年度は、コロナ禍で「こころの日」である7月開催が叶わず延期になりましたが、10月22日（土）に人数を制限したうえで神戸市で開催することができました。

今回のテーマは高齢化で増え続ける「認知症」をテーマに、認知症予防のために何が出来るのか、また認知症の人にケアが必要になった際に役立つ知識についてお話し致しました。神戸市では「認知症の人にやさしいまちづくり条例」を制定し、社会全体で認知症の人を支える取り組みを推進しています。今回の講演会が市民の皆様方の認知症予防、既に認知症の人を支援されている方々、これから地域で認知症支援をされる方々に少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

最後に開催にあたり、主催者である日本精神科看護協会兵庫県支部、神戸市、後援をいただきました、兵庫県精神科病院協会の皆様方に感謝申し上げます。