社会連携センター

202211.29
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観光学科・宗田教授が尼崎小田会で地域社会をテーマに講演!

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11月28日(月)に小田南生涯学習プラザにおいて、尼崎市小田会講演会が開催され、観光学科・宗田教授が『「コロナで変わった地域社会」~人とまちはどう変わるか~』をテーマに、32人の聴衆を前に講演をされました。

尼崎市小田会は、地域社会の福祉増進、文化教養の向上、地域産業の繁栄に貢献し、本学の所在地でもある小田地区の更なる発展を目指す、個人・法人を含む地域の有志による団体で、来年4月に創立70周年を迎えます。

今回の講演会は約2,000棟の空家の対策に悩む小田会から、都市計画の専門家で京都の空家対策に詳しい宗田教授への要請を受けてのものです。講演会は、小田会・喜多会長の挨拶に始まり、宗田教授の講演と質疑応答が行われました。

宗田教授は「コロナ後は誰もが孤独や孤立に慣れ、気にもしなくなった。空家問題は独居世帯が増加し家族が共に住まう大きな家屋が不要となり子が相続をしなくなった。親が元気な時に減築リフォームし、付加価値を高めて流通を活性化することが空家対策では効果的である」など、個人のエピソードを交えながらわかりやすくお話をされました。

示唆に富む講演内容に対して参加者も「独居の前に夫婦2人時代があり、片方を残して家屋を処分する勇気がない」などと質問され、空家問題への関心の高さが示されました。

本学は、コミュニティ交流総合センター(宗田教授がセンター長)を中心に、小田地区をはじめ地域社会と積極的に交流し、地域の発展と活性化に貢献します。

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