セーフティマネジメント教育推進室
2022年度 兵庫県立舞子高等学校との高大連携事業 生徒9名が防災教育と看護学の基礎について学習
本学と包括的な連携協定を締結している兵庫県立舞子高校から、今年も12月15日(木)に先進理工類型の2年生9名[アドバンストスタディズⅡ選択生徒]が、進路に対する目的意識や学習意欲の醸成を図ることを目的に本学三木キャンパスを訪れ、災害医療と看護学について、ミニ講義・演習を受講しました。
本学と兵庫県立舞子高等学校は相互に教育交流を通じ視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目的として2018年度から包括的な連携協定を締結しています。
午前はセーフティマネジメント教育研究センター長である村田昌彦教授(経営学部)による『災害医療について』の授業が行われました。実際にあった過去の大規模災害や事故を事例として説明しながら、実際に大規模災害が発生したときに活躍をする『DMAT(災害派遣医療チーム)』の設立背景や、非常時の活動、平常時の人材育成の大切さについて紹介をされました。
午後からは保健医療学部看護学科の久井志保准教授による『自分の健康状態を知ろう』をテーマとしたミニ講義を体験しました。ミニ講義では健康とは何かという話から始まり、食事や運動、睡眠についての重要性についてわかりやすく説明がされました。
ミニ講義の後は保健医療学部4年生の学生から舞子高校の生徒の皆さんへ、大学での学びの中での大変さや、大変な中にも充実したやりがいがあることなど、実際の体験からくる思いが伝えられました。
その他、関西国際大学高大連携センター担当者から進路選択を目前としている生徒の皆さんへ、大学での学びとはどういうものであるかのガイダンスもおこないました。進路選択の一つである大学への進学に関わる内容に、終始大変興味を持ちながら話に聞き入っていたようでした。
受講した生徒たちからは、「看護師を目指しているが、病院での勤務以外にもDMATという災害派遣医療や国際看護というグローバルに活躍をする道があることを知れてよ、将来の選択肢が広がった気がする」「色々な大学のオープンキャンパスに参加してミニ講義は体験してきたが、実際の授業の実習風景を見学出来る機会は無かったので、大変刺激になった」などの声があり、今後の進路選択に向けて貴重な一日になったようでした。
【災害医療についてのミニ講義風景】
【看護学科ミニ講義風景】