高大連携室

202212.23
高大連携室

連携協定校である兵庫県立三木北高校の生徒さんが、三木キャンパス/神戸山手キャンパスに来学

連携協定校である兵庫県立三木北高校の生徒さんが、三木キャンパスと神戸山手キャンパス同時に来学されました。

三木キャンパス(保健医療学部 看護学科)

三木キャンパスの保健医療学部に、16名の生徒さんが来られました。まず、学科長より"看護""看護職""看護学"についてお話をし、看護の機能や国家資格のある看護職(保健師、助産師、看護師)について、そして学問体系としての看護学とその専門分野などを、わかりやすく、図や絵を用いて紹介していただきました。

そして在校生による「学生Voice」では、ありのままの大学生/看護学生の生活紹介がありました。三木北高校の卒業生からの話もあり和気あいあいとした雰囲気で実施されました。

後半は基礎看護学領域に「"聞いてみよう""感じてみよう"身体のサイン!」というテーマでミニ講義と演習を体験、実習室で白衣(予防衣)を着て血圧を測ったり、肺や心臓の音を聞く体験に楽しそうに参加され、生徒さんからは、『看護に興味を持った』『実習室の設備が整っていて驚いた』『看護学生の生活のお話しが楽しかった』『演習の体験が貴重だった』『大学生が優しかった』などなどたくさんの感想がありました。

1.jpg
3.jpg
8.jpg
6.jpg
7.jpg
5.jpg
神戸山手キャンパス(国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーションン学科/観光学科)

神戸山手キャンパスの国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーションン学科と観光学科に22名の生徒さんが来られました。最初の体験授業では「言語習得と発音:なぜカタカナ英語になるのか」というテーマで、英語の発音と日本の発音の違いを理解しました。日本語はすべての発音をしっかりと言うけれど、英語は強弱がありリズムがあること、また日本語にはない音がたくさんあることなどを学びました。実際に発音を意識してもらい、日本語と英語の発音の違いを感じていただきました。生徒さんは、 今まで気づいていない英語と日本語の言い回しの違いなど、新しい発見に驚きと興味を持たれていたようです。

二つ目の体験授業は、「多文化理解―イスラーム教徒向けのツーリズムを考えよう」をテーマに行いました。最初に神戸の特徴(外国人居住者の多さ)やそれに至るまでの歴史を踏まえ、今後の神戸や日本への外国人観光客の受け入れにあたっての重要性やポイントを理解、そしてイスラーム教の歴史やハラールなどの講義を行い、それをもとに実際にイスラーム教徒が奈良を観光するには、どのような事に配慮する必要があるかをグループで考えてもらい発表をしてもらいました。皆さん初めて聞く内容がたくさんあり、刺激的な授業だったのではないでしょうか。短い時間ではありましたが、生きた観光戦略の学びを体感できたように思います。授業後のアンケートには全員がたくさんの「気づき」を書いてくれうれしく思いました。

9.jpg
10.jpg
11.jpg
1.jpg

高大連携センターでは、ただ単なる模擬授業だけでなく、高校側の意向もしっかりと取り入れ協働・連携しながらプログラムをたてていきます。

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter