セーフティマネジメント教育推進室

202303.06
セーフティマネジメント教育推進室

地元産官協力の下、学生向け冬学期『防災士養成講座』を実施しました

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関西の大学で最多の学生防災士養成数を誇る本学ですが、今年度も地元の優良企業や行政にもご協力をいただき『防災士養成講座』を三木キャンパス・尼崎キャンパスにて開講いたしました。今年度は年間で238名の学生が防災士資格取得試験に合格し、累計で学生防災士養成数は1,475名となりました。

防災士養成講座では防災分野の専門家である複数の先生方にお越しいただいて実施していますが、それらに加えて冬学期の尼崎キャンパスでは、尼崎消防局から救急課の方々にお越しいただき『予防救急』についての特別講義を実施していただきました。講義の中では年々緊急出動件数が増加傾向にある現状や、日頃からの注意を心掛けることにより防げる「ケガや病気」についての紹介が事例を交えながらおこなわれました。

防災士養成講座を受講した学生からは「阪神・淡路大震災などの体験談はこれまで小学校や中学校の時に学んでいたが、教訓からの具体的な対策について学ぶことができた。日頃から地域コミュニティを大切にすることが、いざという時の備えになると感じた。」というコメントがありました。

防災士とは、NPO 法人日本防災士機構によって「自助・共助・協働を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得」していることを認証された人です。

防災⼠養成講座は2016年度秋学期より開講、2017年度からは全学部の学⽣を対象に開講しています。
本講座は、安全・安⼼な社会づくりに貢献する⼈材育成にご賛同いただいた兵庫県の優良企業の協⼒を得て、「企業協⼒講座」として開講しています。

2022年度協⼒企業(2023年2月末時点)

TOA株式会社、⼤栄環境株式会社、株式会社ソネック、株式会社基陽、清水建設株式会社、エスフーズ株式会社 

順不同

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