
教育福祉学科ニュース
【教育学部】体育指導Ⅰ
体育指導Ⅰでは「仲間との協同学修を通して、各種目の運動技能を高めるとともに、小学校における楽しい体育学習のあり方について実践的に学修し、不安感を改善する。」ことを目標に授業を進めています。今回は、授業の後半に展開された「遊びの紹介」の様子をお伝えします。
体育指導Iの授業後半は、課題提示に対して積極的に参加するよう仕組まれています。「小学校低学年を指導する先生」というイメージを持って、各グループに分かれて遊びのプレゼンテーションを行いました。最初、グループのメンバー同士で「どういった遊びを作ったらいいのか」「どこに注意して遊びを作成していけばいいのか」等さまざまな論点が出てきているように見えました。しばらくすると、各グループで協力し合い、楽しい遊びを作成するために、昼休みや授業の空き時間に集まって、情報収集を行い、遊びで使う材料を集めて準備物の制作をしていました。
1年生は前に立ってプレゼンをする経験が乏しく、上手に授業の説明を出来た班もあれば、授業の説明が出来ず悔しい思いをする班もありました。授業の振り返りシート(大福帳)には、「説明する場面で失敗しましたが、次に繋げるためにグループで集まって反省会をしたい」、「他の班は〇〇の部分ができており、見習いたい」など、失敗や他のグループの活動から積極的に学び、行動をしていることに感心しました。今回の経験を踏まえて、実習やインターンシップ・サービスラーニング等の経験学習を充実させて欲しいと思いました。
教育学部 教育福祉学科 4年生SA(スチューデントアシスタント) 前田 萌






「遊びの紹介」を通して、受講した学生、授業を支えるSAが共に学ぶ様子がうかがえました。