教育福祉学科ニュース

202311.09
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【教育学部】1年生春学期のプロジェクト「赤ちゃんハイハイオリンピック」って何?(商店街×学生)

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高校生の皆さんはプロジェクト型の授業と聞いてもあまりピンとこない人が多数だと思います。

現在、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、学習を行うことを通して、課題を解決していくことなどを目標にしている総合的な学習(探究)の時間が小学校から高等学校まで設定されています。大学でもそのような時間が設定され、授業のプロジェクトとして展開されています。

今年、本学の教育学部ではアミング潮江商店街にて「赤ちゃんハイハイオリンピック」を開催するため、1年生全員がこのプロジェクトを立ち上げ、取り組んでいきました。学生たちはまず、アミング潮江商店街に出向き、商店街の皆さんから話を聞いた上でその課題を解決していくために取り組んだ内容です。

「赤ちゃんハイハイオリンピック」を開催するにあたって、対象年齢をどうするか、距離をどうするか、そのイベントを盛り上げるためにはどのように地域の人たちを呼び込めるかなど、様々なことについて学生たち自身が考えていきました。

当日は大盛況で「赤ちゃんハイハイオリンピック」には、22人の赤ちゃんが参加し、かわいい姿にみんなメロメロでした。当日は0歳児の赤ちゃんはもちろん、3歳児~小学校高学年までの子どもたちに参加してもらうことができました。その中でそれぞれの年齢に応じた関わり方を考え、ルールなども臨機応変に工夫している姿が多くあり、印象的でした。地域で子どもと関わることが少なくなり、幼児教育を学んでいる学生の中でも0歳児の赤ちゃんを抱っこしたことが一度も無いという学生が増加しています。幼児教育を学んでいる学生は、子どもたちと直接触れ合うことが今後さらに重要になると感じています。学生のためにも、地域を活性化していくためにも、これからも継続的にこのような機会を設けていきたいと思います。

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