世界展開力

202403.15
世界展開力

第1回 神戸プログラム最終日に、成果報告会が開催されました。

3月9日(土)神戸プログラム参加学生による成果報告会が、三ノ宮Co-creation Centerにて開催されました。本プログラムは本学が推進する、世界4ヵ国海外協働プロジェクト「次世代DX環境における安全・安心な社会基盤構築とホスピタリティー・ビジネスの展開」の一環として開催されたものです。

成果報告会では、本学および海外の連携大学の学生19名が、協力機関企業代表者ならびに本学教員、海外校教員(全参加者数:40名)に向けて、日本における観光ホスピタリティー・ビジネス、防災・防犯マネジメントについて10日間にわたり体験、調査研究した成果を披露しました。

参加学生は、各々のユニークな視点でみつけた日本の観光ホスピタリティー・ビジネス、防災・防犯マネジメントにおける課題と解決策、各国の比較分析、新規事業のアイデア等についてグループごとにプレゼンテーションを行った後、審査委員からの幅広い質問にも的確に返答し、研修の成果を存分に発揮していました。

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2024年3月 神戸プログラム成果報告会 発表内容

発表タイトル 概要
Tourism for Local Economy 人口減少に直面している地域の貴重な文化や伝統の魅力を発信し、それらをいかに損なうことなく観光を促進し、地域コミュニティに経済的利益をもたらすことができるかを考察
Language and Information 自らが感じた日本の観光ホスピタリティー・ビジネスにおける言語的障壁をテーマに、大阪府の言語バリアフリーの取り組み等を例に挙げ、障壁を低減する対策を考える
Marketing Strategy for Farm Produce ハワイの成功事例を挙げ、テクノロジーや公共・民間セクターのパートナーネットワークを活用した観光ホスピタリティー・ビジネスを確立し、兵庫県の農産物を促進する方法を提案
Cultural Aspect of Tourism 訪日外国人観光客についてデータ分析し、未開拓のマーケットへのアプローチ法を考察。伝統文化からアニメまで文化的要素とデジタル技術を活用し、あらゆる年齢層に訴求する
Security and Safety 阪神淡路大震災の被害と対応から、公共安全のために現在兵庫県警察が実施している各種犯罪対策に至るまで、日本の警察組織の歴史、変遷、対応を学んだ上で日米の相違点について解釈

今回の経験が、今後の学修活動につながり、学生達がより成長していくことを期待しています。

関西国際大学では、研修前オリエンテーションの実施から当プログラム費用の支援など、様々な面で海外での学修と多様性理解のための場をサポートしています。今後も多くの学生が当プログラムに参加してくれることを期待しています。

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