世界展開力
令和5年度採択 大学の世界展開力強化事業の一環として、第1回 神戸プログラムが開催されました
2024年3月1日〜10日、兵庫県神戸市ならびに周辺地域にて、第1回 神戸プログラムが開催されました。本プログラムは、本学が2年連続採択された文部科学省 大学の世界展開力強化事業のもとに推進する2つ目の海外協働プロジェクト「次世代DX環境における安全・安心な社会基盤構築とホスピタリティー・ビジネスの展開」の一環として開催されたものです。
今年度の世界4ヵ国海外協働プロジェクトの幕開けとなった第1回 神戸プログラムでは、「ホスピタリティーマネジメントと日本文化」ならびに「セーフティーマネジメントと日本文化」をテーマに、米国、カナダ、マレーシア、本学の学生19名が、専門家による特別講義、グループワーク、ならびに大阪府曽根崎署、兵庫県警察、淡路島、有馬温泉、赤穂市坂越等で実施したフィールドスタディに取り組みました。日本食、日本文化の魅力に触れながら、行政、産業・民間主導の取り組み、草の根の地域活動等について学び、観光ホスピタリティー、おもてなし、防災・防犯分野における現在の課題について考察しました。
参加学生は自国の文化的背景や状況と比較しながら、海外校及び本学の教員、行政機関、企業、地域の人々と活発な意見交換をしていました。安全・安心な社会基盤が「観光まちづくり」や「おもてなし」には欠かせない要素であることも学びました。本プログラムでは、日本を含めた多くの国々で人材不足、業務の高度化・デジタル化の必要性が指摘される観光ホスピタリティー、防災・防犯の両分野において、急激な社会変革にも対応しうる柔軟な思考力、起業家マインド、異文化適用力をもつ人材を育成することを目指しています。
本プロジェクトの目的
観光ホスピタリティ、防災・防犯による安全・安心な社会基盤の構築を国際協働プログラムの中心課題として、COIL(Collaborative Online International Learning)を活用した国際協働教育を実現します。また、参加学生はAI時代に適合したデータサイエンスなど基盤となるテーマを学び、SSHM(Safety and Security & Hospitality Management)国際協働プログラムに活用していきます。観光ホスピタリティ、防災・防犯の両分野は、日米両国で人材不足、業務の高度化・デジタル化の必要性が指摘される分野であり、グローバルな視点と起業家精神をもつ人材の養成が求められています。大学ネットワークを含めた産官学連携により、幅広い学生層を対象とする国際協働プログラムを展開します。
プログラムの参加大学
関西国際大学/カレッジ・オブ・ザ・キャニオンズ(米国) /カレッジ・オブ・ザ・デザート(米国) /ハワイ大学カピオラニ・コミュニティカレッジ(米国) /カリフォルニア州立大学フラトン校(米国) /バンクーバーアイランド大学(カナダ) /ウタラマレーシア大学(マレーシア)
当プログラムの開催に際しては、以下の機関・企業・団体の皆さまにご支援、ご協力をいただきました。 皆さまに深く感謝申し上げるとともに、引き続きご理解、ご支援をお願い申し上げます。
本プログラムの参加企業及び協力機関(順不同)
兵庫県庁、兵庫県警察、大阪観光局、大阪府曽根崎警察署、株式会社御所坊、パソナグループ、UTSUBO薫食、SAKE-AKI'S STORE、赤穂市、NPO法人BRIGHT HONUA JAPAN、赤穂市坂越ボランティアスタッフの皆さま
※2024年3月時点