心理学科ニュース

202407.08
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【心理学部】付属池田小の無差別大量殺人再発への学校防犯について心理学部 中山教授が産経新聞の調査にコメント

 20016月に付属池田小学校で8人の児童が殺害され、13名の児童と教員が重軽傷を負った事件の後、全国の小中学校で不審者の侵入防止対策が行われるようになった。今回、産経新聞では全国20政令都市で、文科省が導入を推奨する防犯カメラとオートロックシステムについて調査を行ったところ、関西圏は軒並み高かったが、設置が5割以下の市も存在し、危機感に地域差のあることが判明した。

 この結果について、心理学部の中山教授は、「このシステムには学校への侵入を思いとどまらせる一定の効果がある。ルーティンアクティビティ理論に基づいて、監視性を高めると犯罪の芽を摘むことに直結するので迅速に小中学校は整備を進めるべきだ」などとコメントした。

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