
GS活動報告
2024年度夏学期グローバルスタディ全体報告会を開催
2024年10月26日(土)、神戸山手キャンパスにおいて、2024年度夏学期グローバルスタディ全体報告会が川脇康生グローバル教育センター長の司会で開催され、報告会には在学生66名だけでなく、多くの教職員が参加しました。
開会の挨拶で芦沢真吾副学長は、海外での経験学習の重要性を強調され、留学中に得られた異文化とのコミュニケーションや課題に取り組んだ経験は、学生自身の思考や行動に大きな影響を与えると述べられました。また、今年で2年目となるポスターセッション形式での発表のメリットに触れ、貴重な経験を報告会に参加した仲間と共有でき、特にあとに続く下級生の参考になるとの見解を示されました。
続いて、アリポンガ派遣プログラム部門長から、英語による6つのプログラムの紹介がありました。
報告会の進め方について説明の後、66名の学生たちは、留学先の国別に6つのプログラムに別れて、自身の活動内容や調査結果、学習成果を3回ずつ受講者が入れ替わる中で発表しました。
各プログラムはそれぞれ異なるテーマに焦点を当て、学生たちは自身の経験や調査から浮かび上がった課題、そしてその対策について詳細に語りました。学習成果を簡潔・明瞭に伝える事ができるポスターセッション形式の発表は、課題解決までのプロセスを描いたフローチャートや、調査結果を具体的に示すグラフ、現地での写真や動画などが多く用いられ、自分たちの学びを最大限に伝えるための熱意と努力が感じられました。
報告会には、今冬(2025年2月・3月)に海外への渡航が予定されている学生も多数参加していました。彼らからは「海外留学は通常授業とは異なり、より深く人生に刻まれる経験となることを理解した」といった意気込みの声が上がりました。グローバルスタディの報告会が学生たちの視野を広げ、自己成長を促す機会となっていることを示しているといえます。
発表後の講評では、参加された多くの先生方から、グルーバルスタディについてのプレゼン報告を聞き、経験がしっかり身についている、発表後の質疑応答では教員に頼ることなく自分の経験の中から答えを見つけ出しているなど、学生の成長を実感しているとの感想が数多く寄せられました。最後に、宗田好史国際コミュニケーション学部長から、最近は内向き志向の風潮が強くなってきているが、グローバルスタディで海外プログラムにチャレンジして経験することが大切であるとのコメントが披露されました。
報告会の実施にあたり、海外協定校や国内外の協力機関の皆様からのご協力に感謝申し上げます。今後もプログラムの実施に際しまして、引き続きのご指導をお願い申し上げます。
★ グローバルスタディ https://www.kuins.ac.jp/international/global/index.html