
学生生活
在学生の成長ストーリー (「国内留学」という選択肢・沖縄「名桜大学」)
関西国際大学では、海外だけでなく、国内の大学との提携による「国内留学」制度 も設けています。2024年度に沖縄の公立大学へ留学中の学生から、現地での生活や学びについてメッセージが届きました。ぜひご覧ください。
沖縄の公立大学へ留学中の学生からのメッセージ
長崎で育った私は、幼少の頃から多様な文化や人に触れる中で、自然と外国語や異文化への興味を持つようになりました。大学進学の際には、その興味をさらに深めたいと考え、外国語教育に力を入れている関西国際大学に入学しました。
1年次から留学について担当の先生に相談していたところ、アジア圏での留学経験の重要性と、もう一点、「国内留学」という制度について教えていただきました。特に、国内留学という選択肢は新鮮で、まずは情報収集と思い、オンラインでの説明会に参加。本学が沖縄の公立大学「名桜大学」と協定を結んでいることを知り、単位互換制度のことや寮費の安さ、治安の良さなどを説明いただき、国内にいながら異文化に触れ、将来のグローバルな活躍に繋がる貴重な経験を積める良い機会と考え、留学を決意しました。

インドネシアでの短期留学を通じて、防災の重要性と多様な自然災害への備えの必要性を学び、あわせて、現地の方々との交流を通じて、多様な民族が共存する社会で、ジェンダーの役割が文化によって異なることを知り、私の世界観が大きく広がりました。この経験は、将来インドネシアで生活することも視野に入るほどのものでした。

そして現在(2024年11月)、私は交換留学先の名桜大学で国際学部 国際文化学科に在籍しています。欧米・アジアからの留学生をはじめ、ワーキングホリデーや長期留学を経験した学生が多く、異なる文化背景や価値観を持つ人々との交流が多く、新たな刺激を受けています。また、これまで学んだことのない言語科目や専門科目、沖縄特有の「沖縄学」や琉球語を学べる「沖縄の言語」といった授業もあり、非常に充実した時間を過ごすことができています。

沖縄でのキャンパスライフは、世界各国、他府県からの同級生、様々な宗教など多様なバックグラウンドを持つ友人たちとの出会いで彩られ、私にとってかけがえのない時間となっています。また、大手衣料品チェーンストアでのアルバイトでは、観光客の方々と英語でコミュニケーションをとることで、語学力も向上しました。これらの経験は、私の将来のキャリアに直接つながっていると感じています。

20歳になった今、私はインドネシアや沖縄での留学経験を通じて、将来の方向性を見つけつつあります。
これから留学を考えている皆さんには、「とにかく挑戦してみてください。」というメッセージを送りたいです。私自身、コミュニケーションに関して最初は多くの不安がありましたが、思い切って挑戦することで、自分の視野と世界が大きく広がったと感じています。皆さんも同じように、自分自身の成長を実感できると思います
留学については、国内留学という選択肢もあるということを知っていただき、是非自分の力を信じて挑戦してほしいと思います。
(文章は、2024.11月現在)