
グローバル教育センター
プログラム参加者の声:海外コーオプ・プログラム(海外就業体験/ベトナム/1か月)

私は、2年生の秋学期(2023年10月〜2024年1月)にベトナムのダナンに留学し、「ベトナムの日本語教育」をテーマに、現地における日本語教育の実態を、他の外国語教育との比較において研究しました。帰国後は、同じテーマで研究を続け、そのフィールドワークとして、3年生の夏学期(2024年8月)に、ベトナムのドンズー日本語学校ダナン校で就業体験プログラムに参加し、現地の学生さんに日本語の学習指導等を行ってきました。
現地での気づき

日本の教育機関と同じくらいの教育機器があると思っていたので、パワーポイントやデジタル資料を事前に用意していたのですが、現地では使用することができませんでした。日本と同じ黒板を使用して授業を行っていたので、日本の学校で授業を受けている、指導しているように感じました。
また、日本語を学ぶ目的は一人ひとり違っていて、アニメが好きな人が多いと思っていましたが、日本で働くために学んでいる人も多かったことに、とても驚きました。授業中の学生は、年齢層が広かったですが、年齢関係なく楽しく授業を受けている印象でした。
現地の方との交流では、特に日本のサブカルチャーについて、自分自身の知識不足を痛感し、日本語教育を指導する側になる際は、自分自身が日本の文化をより知ること、日本でもあまり主流ではないコアな文化も知っておくことが大切だと感じました。
就業体験最終日には、ベトナム人の先生方に日本語の発音の注意点や、自然な日本語の表現などを教える機会がありました。先生方はとても難しそうにしていましたが、「面白い!」とたくさん関心を持ってくれました。
週末の過ごし方
週末にはドンズー日本語学校の先生方と一緒にゴールデンブリッジ(通称;神の手)を訪れ、休日も充実した時間を送ることが出来ました。
また、一人で海まで歩いて散歩したり、カフェ巡りをしたり、日本食の店に行ったりしていました。また、ひとりで寂しく感じた時には、日本にいる友達とビデオ通話をしてストレスを発散していました!
ドンズー日本語学校での就業体験を考えている人へ
日本語を教える力だけでなく、自分の知らない日本の文化を知るチャンスにもなります。特に、バーチャルアニメの世界のことを知っている方が多いため、アニメが好きな方や、バーチャルアニメの世界をもっと知りたい人はぜひ参加してみてください!また、果物の王様と呼ばれ、独特なにおいで知られている「ドリアン」にぜひ挑戦してみてください!


英語コミュニケーション学科3年 A.K