
看護学科ニュース
グローバルスタディⅢ(インドネシア/2024冬 ジョグジャカルタ):保健医療学部 看護学科
保健医療学部 看護学科において、2月6日より協定大学であるインドネシア ガジャマダ大学(UGM)のご協力により、15日間の海外研修を実施しました。
インドネシアは、人口数では世界第4位(約2億7,980万人、2024年)であり近年においては著しい経済成長を遂げています。また、国民の約86%がイスラム教徒であり、地理的条件から日本と同じように災害多発国でもあります。そのようなインドネシアを理解するために、事前学習として渡航前にJICA関西、神戸ムスリムモスク、 人と防災未来センターを訪問しました。 さらに、UGMの先生のよる英語での授業をオンラインで2回受けました。

<JICA関西>

<神戸ムスリムモスク>

<人と防災未来センター>
現地活動においては、ガジャマダ大学教育病院を視察して看護の実際を見学したり、インドネシア独自の保健ポストとしての"プスケスマス"や"ポシアンドゥ"を訪問し、地域における保健医療サービスを体験しました。インドネシアは赤道直下の熱帯地域にあり、特有の疾病構造があることや、日本にはない異文化の看護を知ることができました。
また、地域災害管理庁で地域防災の講義を受けインドネシアの災害の特徴や防災・減災の事業を学びました。

<保健ポストで高齢者自立支援事業に参加>

インドネシアの歴史や文化、人々の生活を理解するため、博物館や世界遺産、市場などを訪れました。日本とも深く関係する歴史や宗教の変遷と融合、それらを反映した衣食住の文化に触れてきました。


<世界遺産:ボロブドゥール寺院>
現地活動では、UGMの学生さんがほとんどいつも同行してくださり、またお互いの国の文化を紹介しあって、とても友好が深まりました。


初日に"日本の文化と保健医療制度"を、最終日に"現地活動での学習サマリー"をそれぞれ英語でプレゼンテーションを行いました。
今後このグローバルスタディでの学びを、学内報告会で発表し、海外での看護活動や日本国内での外国人への看護へ活かす考察をして、4年生での卒業研究や統合看護実習につなげていきます。

<英語でのプレゼンテーション>
