セーフティマネジメント教育推進室

202503.27
セーフティマネジメント教育推進室

能登半島被災地にて大学ボランティア隊が復旧支援活動に参加

 関西国際大学は阪神・淡路大震災から30年という節目に合わせ、同様に地震で被災をした石川県能登半島へ被災地支援活動を目的に学生と教職員、計10名のボランティア隊を派遣。ボランティア隊は2つのグループに分かれ3月に被災地で支援活動を行いました。  

 このボランティア活動は、内閣府の補助金制度(被災者支援団体への交通費補助事業)を活用して実施しています。

 

 能登半島地震発生から1年以上が経過しましたが、被災地では復旧・復興が思うように進んでおらず、ようやく最低限の社会生活が整えられているという状態です。そのような復旧・復興が道半ばである能登半島被災地を支援するため、ボランティア参加者を募り、1次隊(31518日)・2次隊(32023日)の2グループに分かれて被災地支援ボランティア活動に参加をしました。

1次隊は七尾市・輪島市・珠洲市などの孤立化が進む仮設住宅において、住民間のコミュニケーション及び被災者が抱える課題について傾聴をする事を目的とした足湯提供ボランティアなどに参加をしました。2次隊は復旧支援が遅れている輪島地域において、破損した瓦礫の撤去や海岸に流れ着いた流木や石の撤去作業などのボランティアに参加をしました。

 

 ボランティアに参加をした学生からは「被災者の方への傾聴は看護の世界においても通じるものがあると感じた。看護師を目指す上で学んだ経験が、被災者支援の場でも活用できると思う。」「能登は高齢者が多く、瓦礫の撤去なども思うように捗っていない事を知った。自分達のような若者がもっと協力出来れば復旧の速度も上がると思う。機会があれば今後もボランティア活動に参加をしたい。」などの感想がありました。

 

 関西国際大学では能登半島被災地への支援を風化させないためにも、引続き被災地支援活動を継続的に実施していきます。

 
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