
心理学科ニュース
202505.29
心理学科ニュース
【心理学部】大阪・関西万博のクロアチアイベントに村田昌彦教授が登壇しました
2025年5月26日(月)の午後、大阪・関西万博のテーマウィークスタジオで開催されたクロアチア共和国主催のワークショップ「災害に強い都市づくり: 日本とクロアチアから学んだ復興と災害対策」に、心理学科の村田昌彦教授が登壇しました。
地震多発地帯に位置し、2020年に首都ザグレブ近郊で壊滅的な地震に見舞われ復興途上にあるクロアチアと、多くの地震経験を持つ日本は、両国の復興経験を検証することにより、世界的に適用できるレジリエントな社会づくりに向けた教訓を明らかにすることを目的に、ワークショップは開催されました。
セッションⅠ「レジリエントな居住 - 日本とクロアチアにおける国家的アプローチ」では、中央政府のアプローチについて、JICAの西川智シニアアドバイザー、林 春男 元・独立行政法人防災科学技術研究所理事長、クロアチア政府国家資産・建設省幹部が登壇し、セッションⅡ「レジリエントな居住 - 日本とクロアチアにおけるローカル・ソリューション」では、本学心理学部の村田昌彦教授による阪神・淡路大震災後の「よりよい復興を超えた創造的復興」の報告に続き、ドブロヴニク市職員らが登壇しました。
ワークショップにおける日本とクロアチアの事例共有を通して、災害予防と復興に向けた戦略とアプローチについて、両国が今後も協力していくことが確認されました。
当日の会場には、防災士の資格を有する心理学科・経営学科の学生らも参加しました。このワークショップのプログラムは万博公式サイトからも閲覧できます。
災害に強い都市づくり: 日本とクロアチアから学んだ復興と災害対策⇒(外部サイト)



