教員紹介(現代社会学部 総合社会学科)

准教授

八木 寛之 (Hiroyuki Yagi)

所属
現代社会学部 総合社会学科
社会学部 社会学科
専門

都市社会学、地域社会学

主な担当科目(学部)

社会調査法、ソーシャルデザイン論、質的調査法、初年次セミナー

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

卒業論文で、通天閣の歴史について調べたことがきっかけで、通天閣がある新世界という商店街でのフィールドワークをはじめました。社会学という学問に出会い、調査をしていくうちに、商店街の「中の人」たちのつながりや地域に対する考え方に興味をもちました。地域の変化と、商業者たちの活動との関係が研究課題です。

その他に、大阪のコリアタウンでも同年代の研究者といっしょにフィールドワークをしています。異なる国籍や民族の人たちの立場からみた商店街という場所について、いろいろ考えようとしている最中です。

■ プロフィール

この大学(神戸山手キャンパス)に来るまで、ずっと大阪で暮らしていました。神戸に住むようになって4年ほど経ちます。基本的にはインドア派なのですが、神戸の街なかを散歩したりすることが好きです。散歩の途中で、大衆食堂や中華料理店をみつけたら、少し躊躇しながら入ってみます。店を出るときにはたいてい幸せな気持ちになっています。

■ 高校生へのメッセージ

社会学という学問は、さまざまな「顔」をもっていると思うのですが、そのひとつに、自分と他者との関係について考えるという側面があります。他人との人間関係やコミュニケーションで悩むことは、多かれ少なかれ誰にでもあるかと思いますが、その解決方法として社会学を学ぶという選択肢もあるかもしれません。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

都市の地域社会・コミュニティ、「都心回帰」現象