教員紹介(国際コミュニケーション学部 観光学科)

准教授

前田 哲男 (Tetsuo Maeda)

所属
国際コミュニケーション学部 観光学科
専門

英語教授法、英語教育における中高大連携

主な担当科目(学部)

英語基礎

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

高等学校での英語教員としての勤務が長く、特にALTの先生方と関わることが多かったこともあり「使える英語」をいかに教えるかということをいつも考えながら勤務してきました。そうしたことから、英語教授法を専門としたいと考えました。

また、大学に勤務することとなって、これまでの経験をできるだけ生かす意味で、英語教育の縦の連携のあり方について、今後も研究を進めていきたいと考えています。

■ プロフィール

兵庫県生まれで、大学で学んだ時期と、ニュージーランドの国立通信制学校で1年間交換教員をしていた期間を除けば、ほとんど兵庫県で生活しています。

令和2年度までは、高等学校の世界で英語教員として、そして教頭、校長として勤務しました。県立生野高校、県立三木高校、県立小野高校の校長を務めました。

いつも笑顔をモットーにしています。

最近猫を飼い始めて、そのかわいさにかなりはまっています。趣味は音楽とウォーキングです。

■ 仕事を通してよかったと思ったことは何ですか?

高等学校での教員生活を振り返って、よかったことは何よりも、たくさんの人と巡り会い、知り合いになれたことです。それは同僚の教職員もそうですし、生徒たちとの多くの出会いもありました。

今でも教え子に助けてもらうことや、教えてもらうこともよくあります。そしていつも気持ちを若く保てることも大きな魅力だと思います。

■ 仕事の中で辛かったことは何ですか?

高等学校の教員をして辛かったことは、生徒もしくは生徒の保護者とのコミュニケーションがうまく図れなかったときです。自分が相手のためにと思って伝えた意図がうまく伝わらないことが、教員生活ではよくあることです。

そういった状況を乗り越えることが、教員という仕事の醍醐味でもありますが。

■ 高校生へのメッセージ

私は主に観光学科の学生と関わることが多くなります。今観光の分野は、コロナ禍にあって、大変厳しい状況です。しかし、ポストコロナの社会になれば、観光業界は新型コロナウイルスが広がる以前よりも勢いが出ることは間違いないと私は考えています。

高校生の皆さんは、目先のことだけを見ずに、ぜひもう少し先を見て自分の目指すべき方向を探ってもらいたいと思います。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

高等学校における英語教授法についての事柄や、英語教育における高大連携についてのテーマ、また専門分野とは言えませんが、高等学校の管理職の心構えのようなこともご相談いただければ、お手伝いできることがあると思います。