看護学科コラム

202010.05
看護学科コラム

【看護学科】『こころのサインを見逃さないで‼』

新型コロナウイルスの感染拡大で不安やストレスは大きく、こころの不調を示す方がおられます。こころの不調は風邪などと同じで拗らせる前に早目に対処することが回復を早めます。

まず、自分自身や身近な方が、いつもと違うこころのサインに気付くことが回復を早める上でも大切になります。

<こころの不調を示す変化の一例>

①好きな料理を残すようになった。
②食欲がない、または、食べすぎる。
③寝つきが悪い。起きるのがつらい。
④耳が聞こえにくくなった。
⑤のどに違和感がある。
⑥些細なことで、すぐに怒るようになった。
⑦急に泣き出すことがある。
⑧仕事に集中できなくなっている。
⑨お酒の量が増えている。

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もし、こころの不調に気付いたら、ゆっくりと話しを聞いてあげてください。
「気になっていたけど元気がないね」「いつもと違うように見えて心配だよ」と気付いた内容を言葉に出して伝えてあげるのもひとつの方法です。

アドバイスしたり、目の覚めるような妙案を与えることができなくても、自分と同じところまで降りてきて、辛いという状況を「聴いてもらえた」と感じるだけで楽になるものです。

眠れない日が続く、生活や仕事がままならない場合には、専門機関に早目に相談することも大切です。

【保健医療学部 看護学科 溝畑 剣城 (精神看護学)】

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