サービスラーニング

202011.29
サービスラーニング

【経営学部】サービスラーニング「地域防災と共助」で防災訓練動画を制作・発表

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本学経営学科1年生によるサービスラーニング「地域防災と共助」は、今年度で3回目になります。


例年、11月の日曜日に青山公民館において青山地区の防災訓練が開催され、昨年度までは防災ブースを出展する形で参加しましたが、今年度は新型コロナの感染拡大防止のために防災訓練が中止となりました。今回のサービルラーニングに参加する経営学科の学生12名は、全員が硬式野球部員でスポーツが得意であることから、防災訓練参加に替えて、スポーツの要素を取り入れた防災訓練メニューを動画で提案することとしました。

事前学習では、三木市、大和ハウス工業、青山地区連合自治会から講師を招き、地区の生い立ち、災害リスク、高齢化の問題、地区における交流イベントなどについて理解を深めました。そのうえで、防災とスポーツをどのように組み合わせると楽しみながら参加できる訓練となるか、先行事例調査などを踏まえて考えました。その結果、毛布担架による搬送競争、一輪車による土のう運搬競争、ペットボトルを使った水難救助のタイムアタック、煙避難競争などを提案することとし、iPadのiMovieを初めて使用して動画を撮影・編集して、6分間の防災訓練映像を制作しました。

この成果を、11月29日(日)に、兵庫県広域防災センターにおいて開催された青山地区の防災研修会において、地区の方々50人に発表する機会をいただきました。しかし、新型コロナ感染の第3波が始まるタイミングでの研修会となったことから、本学からは、学生代表として1年生の渕辺将大さんが出席して動画を発表し、他の11人はZOOMで遠隔参加しました。ZOOMを実際に経験したことのない地区の方々が多かったことから、会場のスクリーンを通じて11人の学生とも交流できたことが、参加者の関心を惹きつけた感がありました。

参加者からは、「ZOOMという遠隔システムを初めて体験することができた」、「限られた時間と資源で、よく工夫してまとめてある」といった評価をいただきました。

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