
グローバル教育センター
第2回ACP国際シンポジウムを開催しました
2021年4月6日、第2回ACP国際シンポジウムがオンラインで開催されました。
ACPは、設立以来、東南アジアや日本で頻発する地震、台風、洪水、津波、火山の噴火などの自然災害をテーマにした国際会議、シンポジウム、多国籍学生の参加するフィールドリサーチプログラムなどを年に数回実施してきました。
しかし、新型コロナウィルスの蔓延する状況下では、相互に往来して一緒にプログラムを実施することができなくなっています。そこで、オンラインを手段に多国籍の学生が学びあうプログラムを提供することとしました。
シンポジウムに先立ち、本学とマレーシアのウタラマレーシア大学、インドネシアのガジャマダ大学は、全3回の勉強会「ACPインターナショナルブートキャンプ2021」を開催しました。
ブートキャンプの詳細についてはこちらをご覧ください。
▶https://www.kuins.ac.jp/news/2021/03/acp_international_virtual_boot_camp_2021.html
シンポジウムには、3か国4大学105名の学生が参加しました。「コロナ」と「防災・減災」の2セッションに分かれ、事前に実施されたブートキャンプにおいて勉強してきた内容を踏まえ、研究発表を行いました。各セッションには、評価担当教員が4名ずつ入り、学生の発表を評価しました。結果、コロナセッションでは、アトマジャヤ・ジョグジャカルタ大学のグループが、防災・減災のセッションではガジャマダ大学のグループが、それぞれ最優秀プレゼンテーション賞を獲得しました。
本学からも36名の学生が2チームに分かれて参加し、コロナ禍の災害対策や防災教育について、国際シンポジウムの場で、自分たちの学んだことを英語で発表するという貴重な体験をしました。
