心理学科ニュース

202108.27
心理学科ニュース

【心理学部】クリティカルシンキングの活用

遠隔でのグループ発表 ―初年次セミナーより―


2021年7月20日にクリティカルシンキングに関する1年生の合同ゼミ発表会が遠隔で行われました。

クリティカルシンキングとは、一つのテーマについて様々な角度から検討して思考を深めていくワークです。

各ゼミ内で4~5人のグループを作り、数週間にわたって一つのテーマについて調べたり検討したりしていき、ゼミ内発表の結果として選ばれた代表グループがその成果を発表しました。テーマは「安楽死を選ぶ権利の尊重」「完全自動運転車の導入」「授業中のスマホ利用」などでした。


こうした社会問題には、正しい一つの答えがあるとは限りません。だからこそ、世の中にどのような意見があるのか、そうした意見が出てくる理由(根拠)は何だろうか、などを調べる必要があります。そして、その情報を踏まえてグループ内で話し合い、意見をさらに広げたり深めたりしていきます。最終的には、グループで話し合われたことや集めた情報などを分かりやすくスライドにまとめて、制限時間に収まるように発表するという流れになります。

つまり、①情報収集する力・②話し合う力・③意見をまとめる力・④スライドを作る力・⑤分かりやすく発表する力などを高めることにつながるということです。


コロナ下で全員が教室に集まることはできませんでしたが、遠隔でもしっかりと発表ができていました。

これからは、こうした遠隔での発表の機会も増えると思うので、その練習になったと思います。

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心理学部 心理学科 神垣 一規
⇒ 心理学部ページ

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