
心理学科ニュース
202109.06
心理学科ニュース
【心理学部】サービスラーニングA「動物と学ぶ~ホースランドパークでのサービス活動を介しての自己-他者理解~」活動報告


2021年8月4日・5日の2日間、三木ホースランドパーク・エクウスの森馬事センターにて、馬とふれあいながら、厩舎作業を中心としたサービス活動とAAT(動物介在療法)に基礎をおいた自己理解-他者理解のワークを行いました。
一般によく耳にするアニマルセラピーは、厳密には動物を対象としたセラピーを言います。私たちがイメージする、動物の力を借りて人を対象に行うセラピーはAAT(動物介在療法)と呼ばれます。特に馬を介在させる、馬介在療法・馬介在活動を応用しました。
活動後は「問題に対する向き合い方や解決の仕方を自分はどのように行っていたのか客観的に感じることができただけでなく、日常に置き換えて振り返ることができた。」「馬と接する中での垣間見える自分の性格から自己を理解し、グループの他メンバーが馬と触れ合っている様子を観察することでその人の性格を理解することができた。」等、それぞれの変化をふりかえりました。
ここでの体験の学びをさらに専門性へと深めて学んでいきます。
また、この活動での経験をもとに、緊急事態宣言が解除後、ホースランドパークの各イベントに、スタッフのサポートとして参加し、実際に来場者との関わりの中で気づいた点や違う角度での提案を事後学習にてまとめ、ステークホルダーへ提案します。




心理学部 心理学科 教授 横川 滋章
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