看護学科ニュース

202111.02
看護学科ニュース

【看護学科】本学三木キャンパス水棹館2Fに絆カフェ"カリヨン"がOPEN

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本学三木キャンパス水棹館2Fに絆カフェ"カリヨン"がOPENしました。


写真(右)は10月16日土曜日、開所式の様子です。

ご来店くださった地域住民の方々はじめ、応援に来てくださった市や地域の絆カフェ関係者の皆さまと一緒に、"カリヨン"誕生の瞬間を分かち合いました。

 

ところで、みなさんは「絆カフェ」ってご存知ですか?「認知症カフェ」と聞くと、ご存知の方もいらっしゃると思います。

「認知症カフェ」の起源は、1997年に始まった福祉先進国であるオランダの「アルツハイマーカフェ」と言われています。日本では、2012 年に認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)で初めて紹介されてから、「認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う場」として、全国で普及が進められてきました。

本学三木キャンパスが位置する北播磨地域では、北播磨県民局加東健康福祉事務所が世代間交流を特徴とした「共生型認知症カフェ」を推進しており、「北播磨型認知症カフェ」として、「絆カフェ」の設置を進めています。


"カリヨン"は、本学保健医療学部看護学科の地域活動として、教員と学生が協働して運営しています。"カリヨン"の開設にあたっては、教員と学生ともに「認知症サポーター養成講座」を受講し(写真・左下)、認知症サポーターの証となるオレンジリングをいただきました(写真・中央)。"カリヨン"をきっかけに、認知症への理解が深まり、何より当事者の方々の生の声を聴くことができ、大きな学びにつながりました。写真(右下)は、マスクをしていても目の表情で笑顔をつくり、ご来店くださったご高齢の方と楽しく会話する学生の様子です。"カリヨン"を通して、「人に寄り添い"こころ"で看る」看護専門職者としての成長が期待されます。

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"カリヨン"は、本学三木キャンパスのシンボルである"カリヨンの塔"から名づけました。

カリヨンは"幸せを運ぶ平和の鐘"といわれています。ここ"カリヨン"にたくさんの方々が集い、つながり、笑顔が広がり、幸せが満ちる、そんな願いを込めました。みなさんもこの"カリヨン"で、"幸せを運ぶ平和の鐘"を一緒に鳴らしませんか。

保健医療学部 看護学科 准教授 谷口 由佳(カリヨン店長)
⇒絆カフェ カリヨンページ
⇒保健医療学部ページ

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