グローバルコミュニケーション学科ニュース

202111.01
グローバルコミュニケーション学科ニュース

【Gコミ学科】教員採用試験:現役合格への道②

英語コミュニケーション学科では、毎年現役で教員採用試験に合格しています。

 

今年は、現時点でのべ6名が合格しています。その取り組みを聞く第2弾です。

山内君は、中高英語に加えて、小学校2種、特別支援と3つの免許を取得予定で、北九州市、大阪市、高知県の3つの自治体に合格しました。

Q1. いつから教員を目指しましたか?

20歳の頃。当時社会人で、サッカーコーチとして3年目でした。

その時に、私自身が子供と関わることが好きであることや、子供達へ教えることのおもしろさに気づくことができました。そこで、サッカーだけでなく、子供の成長の中心に携わり続けたいと思い、関西国際大学への入学を決意するとともに、教員を目指すようになりました。

 

Q2. 教員採用試験を意識して取り組んでいたことは?

ムダ時間を作らないということです。学生の間が、一番試験対策に時間を使えることに気づくことができました。

今が踏ん張りどきと思い、毎日自分に厳しく生活していました。友達との遊びなど様々な誘惑がありますが、「今やれば周りと差をつけることができる」と、意識していました。

大学内では、積極的に(学修支援センターの)センタープログラムに参加したり、空き時間に空き教室や図書室で筆記試験対策をしていました。やればやるほど、不安は解消されていくので、何度も面接対策や模擬授業対策をしたり、問題集を何周も繰り返しました。
大学外では、子供と関わることに積極的に参加しました。小学校でスクールサポーターとしてたくさんの子供と関り、面接時に役立つ経験をすることができました。また、先生方の子供たちへの関わり方や声の掛け方を間近で見ることができるので、採用試験だけではなく、今後の教師人生にも役立つ、貴重な経験になりました。

 

Q3. 本格的な採用試験の勉強は?

筆記試験に関しては、約10ヶ月前の9月から始めました。

最初は、自分が志望する自治体の過去問を約5年分解き、どのような傾向があるかを掴み、ノートにリストアップしました。この時、正解できなくても問題はありません。その傾向を中心として、試験までの残りの日数で、完璧にできるようにしました。
教員採用試験の筆記試験対策は全てをやろうとすると大変で、しんどくてやめたくなると思います。なので、試験分析をしっかりと行い、各自治体でよく出る分野は「深く」、その他は「浅く広く」、効率よく取り組むことがキーポイントだと思います。
面接対策は約9ヶ月前の10月より、センタープログラムから始めました。

週に2回面接対策、1回模擬授業対策をしました。両方とも、経験を積むほど上達するので、継続的に、積極的に参加するべきだと思います。
最終試験が近い7,8月には、友人と毎日9時に学校へ来て面接対策をしたり、個別で先生方に頼んで、日々のセンタープログラムに加えて、さらに面接対策をしました。直前のため、自分自身のレベルアップだけでなく、自信もつくので、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

 

Q4. 受験時に役に立ったことは?

大学でのセンタープログラムの面接対策や、先生方に個別に行ってもらった面接対策は本当に役立ちました。最終面接でされた質問の8割と言っても過言ではないくらい、面接対策で聞かれた質問内容と一致していることが多かったです。そのため、早いテンポで質問されても、落ち着いて自分の考えや良さを表現することができました。また、試験直前で不安になっても、先生方が励ましてくれるので、先生方の言葉一つひとつが自分にとっての支えとなりました。

 

Q5. 後輩・本学希望の後輩へのメッセージ

根気強く頑張り、自分や先生を信じて取り組めば、必ず合格は掴み取れます。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
未来の自分のために、未来で出会う子供達のために、どんな壁でも乗り越えてください。


関西国際大学に入学して、本当によかったです。

 

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「流した汗は金メダル」山内君

⇒国際コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科ページ

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