看護学科ニュース

202111.01
看護学科ニュース

【看護学科】小児看護学実習のご紹介

前回、看護師への道 その②で「小児看護学実習」について説明しました。
今日は実際の小児看護学実習の内容の一部を紹介します。


看護師は入院している子どもの健康状態を把握するために、体温や呼吸数、心拍数、血圧といったバイタルサインを測ったり、聴診したりします。大人にとってはなんてことのないバイタルサイン測定ですが、子どもにとっては見慣れない看護師が測定をすること、体温計や血圧計などの器具が恐怖心につながり、泣いたり、暴れたりしてしまうときがあります。そのため、事前にまたは実際に測定しながら、言葉やツールを使って子どもにわかる言葉で説明をしていく必要があります。


そこで、以下のような子どもへのバイタルサイン測定の説明絵本「もしもし・ピッピ できるかな?」を作成し、受け持ちをしたお子様へかかわりました。

 

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(表紙)
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「おねつをはかる(バイタルサイン測定の)時間だよ」

子ども達に人気のキャラクターが看護師としてやってきます。

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「からだが元気かどうか見てみよう!」

「まずは、脈拍(心臓のドキドキ)を測るよ」

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次は血圧測定です。
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最後に服をめくって、聴診します(胸の音やお腹の音を聞きます)。
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実際には本物の聴診器を絵本に当てて説明します。
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「がんばってできたね」
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(裏表紙)
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作者の3名の学生達
子ども絵本の他に子どもへの説明カードを作りました。

保健医療学部 看護学科 講師 本田 真也
⇒保健医療学部ページ

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